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三陸北部森林管理署

26年6月6日

三陸北部森林管理署

「遊々の森」で植樹活動

5月22日(木曜日)、三陸北部森林管理署と田野畑村とで平成25年度に「遊々の森」協定を締結した「未来へ繋ぐ~田野畑・希望の森~」において、田野畑中学校生徒70名が植樹活動を行いました。

「遊々の森」とは、学校等による環境教育の推進に寄与することを目的として、平成14年に創設された制度です。森林での学習活動、体験活動に国有林のフィールドを提供し、自然観察、昆虫採集などの森林学習のほか、社会や理科、音楽などの授業、植林、間伐など体験作業、野外ゲーム、ツリーハウスなどの森林の遊びの場として、継続的な利用ができます。田野畑・希望の森では、植樹など森づくりを通じて森林環境教育の場として活動が行われます。

当日は、激しい雨風が吹き、一時植栽活動の中止の判断がなされるほどでした。そのため会場を明戸マレットゴルフ場内にある施設に変更して行いました。開会式では主催者である関向田野畑中学校校長から「今日の植樹は、たくさんの方からの支援をいただいている、そのことに対し、感謝の気持ちを忘れずにいてほしい」、石原田野畑村長からは「青い地球は豊かな森林によって支えられている。植栽活動をして地球環境問題に関する理解を深めてほしい」、共催者である小西三陸北部森林管理署長からは、「森林には地球温暖化防止など様々な機能があり、田野畑村や中学校とのパートナーシップによるイベント開催は意義深い、これを契機に田野畑村における森づくりの輪がさらに広まってほしい」と挨拶がありました。

その後、畠山生徒会長から「豊かな緑と自然を未来まで届けるために、広葉樹2040本を植栽します」と力強い活動宣言がありました。また、本イベントにCSRとして協力頂いている岩手銀行から、植樹した木々の成長過程や「遊々の森」の中で活動する野生動物を記録するカメラの贈呈がなされました。

開会式が終了に近づくにつれ、風雨が段々に弱まり、生徒から「一本でも植樹したい」との声があがり、「よし」、「やろう」、となり植樹会場に移動し雨の中、当署職員の植樹指導を受けた後、村内に自生するカツラ、ヤマボウシ、オオヤマザクラなど6種類の苗木を二人一組で協力しながら、豊かな森が育つことを願い丁寧に植樹を行いました。

生徒からは「雨で大変だったが、未来への希望になればいいなと思う」や「植栽した木が後輩たちに受け継がれるように頑張りました」、「この森でたくさんのことを学んで行きたい」などの声が聞こえました。雨の中の植樹で大変でしたが、生徒の皆さんが丁寧に植えた木々が大きく育ち田野畑村の自然がますます豊かになることを願い無事に植樹を終了しました。

当日植えられなかった苗木は地元の皆さんのご協力によって後日無事に植栽されました。また、苗木を提供してくれた森林林業振興会青森支部支様に感謝いたします。

当署では、9月に予定されている下刈活動やこれから田野畑中学校の自由な発想により行われる活動をこれからもサポートして行きます。

開会のことばを宣言する生徒 挨拶をする関向校長 挨拶をする石原村長
開会式の様子 挨拶をする小西署長 植樹指導する職員
植樹シーン 協力して植樹する生徒 雨にも負けず
岩銀CSRと力を合わせて 岩銀CSRと力を合わせて2 記念撮影

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担当者:業務グループ・ふれあい担当
ダイヤルイン:0193-62-6448
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