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三陸北部森林管理署

26年2月14日

三陸北部森林管理署

「遊々の森」における体験活動に関するする協定を締結

1月31日(金曜日)三陸北部森林管理署と田野畑村との間で明戸国有林572わ林小班1.02haを対象に「遊々の森」における体験活動に関する協定書を締結しました。

「遊々の森」とは、学校等による環境教育の推進に寄与することを目的として、平成14年に創設された制度です。森林での学習活動、体験活動に国有林のフィールドを提供し、自然観察、昆虫採集などの森林学習のほか、社会や理科、音楽などの授業、植林、間伐など体験作業、野外ゲーム、ツリーハウスなどの森林の遊びの場として、継続的な利用ができます。

当日の調印式では、田野畑村からは石原田野畑村長、袰岩教育長、畠山産業振興課長、平坂産業振興主査4名、村内の学校を代表して田野畑中学校から関向校長はじめ担当教員1名、畠山生徒会長ほか2名、当署から堀内署長、千田地域統括森林官ほか3名が同席する中で協定締結の調印式を行いました。

調印式では、石原村長と堀内署長が協定書にそれぞれ署名を行い、がっちりと握手を交し、石原村長から「社会人になって地元を離れても自慢できる場所を造って欲しい」と挨拶がありました。また、堀内署長からは、「過去に火災によって失われた同村の森林を元に戻したいという思いから、早稲田大学の先生と学生が始めた植林活動が、「思惟の森の会」というサークルとして50年以上も活動が続いていることを挙げて、「遊々の森」においても森林環境教育を通じて森林・林業に興味を持っていただき、今後の取り組む活動から色んなことを学んで欲しい」と挨拶がありました。

活動宣言では、畠山生徒会長から「未来に繋ぐ~田野畑・希望の森~」という名称の発表や工藤生徒会副会長からは、地域に自生するミズナラなどの広葉樹の植樹や下刈などの活動内容が報告されました。また、「活動を通じて豊かな心と環境を育み、田野畑村の未来を感じさせる森林にしたい」という抱負も熊谷生徒会環境福祉委員長より発表されました。

懇談の場では、「今回の協定期間は3年ですが、それ以降も活動を継続して行くことができますか」、「遊々の森には自由に入ってもいいのですか」、「遊々の森でキノコを採取してもいいのですか」などの質問が生徒からあり、継続的な活動への意気込みが感じられました。

今後は、村内の小中学校の児童・生徒をはじめ父兄の方々、学校関係者や地域の方々が大きな輪となって活発な活動を展開されることを期待しながら、当署としても植樹指導や用具の貸し出しなど「遊々の森」の活動をサポートすることを約束し、終始和やかな雰囲気の中で本日の日程を終了しました。

三陸北部森林管理署では、これからも地域のニーズに応じた森林環境教育の推進を進めて行きます。

 

調印 握手 村長挨拶
署長挨拶 活動宣言 活動宣言2
質問 質問2 集合

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