ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の所在について > 三陸北部森林管理署 > 民国連携による森林作業道現地検討会及び労働災害防止対策
25年9月25日
三陸北部森林管理署
森林・林業再生プランは、路網整備、施業の集約化、人材育成を3本柱として取り組んでいる中で、平成23年に策定された森林作業道作設指針に基づく森林作業道の作設方法について、普及・定着を図ること、また、請負事業体等の労働災害防止の取組を一層推進することを目的として、平成25年8月28日(水曜日)沿岸広域振興農林部宮古農林振興センター林務室と宮古地方森林組合と当署の共催で開催しました。
当日は天候にも恵まれ、当署管内の森林組合、林業事業体、地方自治体関係者など約90名が参加し、午前は、宮古市川井南田代山国有林344林班、陸中造林有限会社による生産請負実行箇所において、丸太組工の実演を交えながら、路体の排水の考え方など森林作業道の作設方法について意見交換を行いました。
午後は、川井生涯学習センター2階ホールに場所を移し、労働災害防止対策について、宮古労働基準監督署、菊池地方産業安全専門官から、岩手県内の労働災害発生状況やリスクアセスメントに生かすKY活動などについて講話を行いました。
森林作業道現地検討会では、構造物は地形などから必要不可欠な場合に設置することなど注意があり、参加者の知識や技術の向上に資することができました。また、労働災害防止対策では、災害事例の分析や危険予知活動記録の活用しながら、安全意識の高揚が図られました。
今後も、低コスト作業システムの普及・定着のより一層の推進、安全で効率的の高い作業システムの構築や労働災害防止のために、県・森林組合と連携しながら、継続した取組を進め地域の林業の発展に寄与して行きたいと思います。
三陸北部森林管理署
担当者:森林技術指導官
ダイヤルイン:0193-76-2151
FAX:0193-79-5505