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三陸北部森林管理署

25年9月2日

三陸北部森林管理署

森林づくりボランティア&十二神自然観察会

当署では、一般の方を対象に森林・林業に関する知識や理解を深めていただくために、毎年、自然観察や登山、林業体験等のイベントを開催しています。今年は、第1回目として8月6日(火曜日)に公募により集まった9名の方を対象に開催しました。

午前中は、平成23年度に東日本大震災からの復興を祈念して「宮古湾復興祈願植樹祭」が行われた藤畑国有林で下刈作業体験、午後は、平成12年度に林野庁が全国から選定した「森の巨人たち百選」に選ばれた「重茂の大ケヤキ」など、多くの巨木がある十二神自然観察教育林で自然観察会を行いました。

下刈作業は、下刈鎌を使用するので作業に当たっては細心の注意が必要なことは勿論ですが、それ以外に注意しなければならないことは蜂対策です。東北地方の梅雨も明け、蜂の活動も活発な時期であることから、本番作業さながらの防蜂網・防蜂手袋を完全着用で作業を行いました。汗が湧き出るような暑さの中でしたが、当時、地域住民と地元の中学生が植樹したトチノキの生育を促すために、参加者は下刈鎌を手に雑草や灌木が覆い茂る中をトチノキを探しながら、丁寧に刈り払っていました。

午後は、十二神自然観察教育林にバスで移動し、2班に分かれ森林インストラクターより樹木の特徴や用途、名前の由来、森林の有する多面的な機能などの説明を行いながら遊歩道を散策しました。途中から雨が降り出してきましたが、雨に濡れて艶のでた葉や靄のかかった森林はとても幻想的で、晴れの日とはひと味違う森林の中での観察会となりました。

午前中は天候にも恵まれ暑く、午後は途中から雨が降り出すという目まぐるしい天候の一日でしたが、怪我もなく無事終了することができました。今後も、地域のニーズに応えながら、地域住民の方に森林や林業に関する知識や理解を深めていただくために取り組んで行きます。

 

現地に向け出発 次長挨拶 下刈方法を説明する森林官
準備体操 持ち場につく参加者 下刈開始
丁寧に刈払い中 記念写真 十二神自然観察教育林入口にて
森林インストラクター説明中 森林インストラクター説明中2 タマゴダケ発見

お問い合わせ先

三陸北部森林管理署 
担当者:業務グループ・ふれあい担当
ダイヤルイン:0193-76-2151
FAX:0193-79-5505

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