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平成26年7月発行

第42号

 

四万十の風音森&川だより

 

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森川42木工クラフト

しまんと川びらき!春のうまいものマルシェ

 

森川42しまんと川びらき1好天に恵まれた4月19日、四万十市西土佐の四万十ひろばで、今年で二回目となる、西土佐地域の食材等を集めた「しまんと川びらき&春のうまいものマルシェ」が開かれ、当センターの木工体験コーナーも大盛況となりました。

森川42しまんと川びらき2当日は、西土佐地域の食材等の出店や、会場周辺ではカヌー無料体験や屋形船の無料乗船、竹林でのタケノコ掘り体験等も行われました。

当センターの木工体験コーナーは、イベント開始前から親子連れや小学生のグループ等、沢山の人達が訪れ、クマのストラップ作りや、丸太の輪切りを楽しんだりと、イベント開催中、この体験コーナーには、お客さんの途切れることなく、予定していたキットが足りない程の今までにない大盛況となりました。

天候にも恵まれ、地域との結びつきが深められた一日となりました。

 

 

 

 

滑床アウトドアフェス2014

森川42滑床アウトドアフェス1好天に恵まれた4月26日、愛媛県松野町の滑床渓谷で、今年が初めての、「滑床アウトドアフェス2014」が開かれ、当センターの木工体験コーナーも大盛況となりました。

このイベントは、平成25年11月に設立された「NPO法人森の国ネット」の主催で、宇和島圏域・四万十川流域に点在するアウトドアスポーツの業者間の連携を図り、「エリア」として総合的に情報発信することで、各事業者の発展に寄与すること等を目的に、エリア内のアウトドアスポーツを一同に紹介できるイベントとして開催されたもので、活動エリアである当センターにも要請があり、参加しました。

森川42滑床アウトドアフェス2会場周辺では、キャニオニング、ロープ木登り、フライフィッシング、スラックライン等が行われ、当センターの木工体験コーナーは、松山市等からの親子連れや大学生のグループ等、沢山の人達が訪れ、クマのストラップ作りや、丸太の輪切りを楽しんだりと、イベント開催中、この体験コーナーには、お客さんの途切れることなく、多くの方が訪れ、地域との結びつきが深められた一日となりました

 

 

 

 

 

 

 

滑床山開き

森川42滑床山開き4月25日、足摺宇和海国立公園内にある滑床渓谷で、松野町等が主催する恒例の滑床山開きの神事が行われ、この山開きには、地元の松野南小学校の全児童8名が目黒緑の少年隊として出席しており、毎年、神事の後に滑床山で森林教室を行っています。

今年は、松野南小学校の校庭にあるダイオウマツのマッボックリを使って6月上旬に開催される地域イベント「ほたる祭り」に出品したいとの依頼があり、木工教室を実施しました。

1時間30分と短時間での作業のため、パーツを張り合わせ着色するだけの単純なものでしたが、児童達は、各パーツをボンドで張り合わせてポスカでマツボックリを思い思いの色で着色し、最後に、ビーズを付けて、色彩豊かなすばらしい作品を完成させました。

当日は、天気が良い新緑の中での木工教室となり、子どもたちが、大きくなって滑床渓谷で過ごした楽しい時間や森林の素晴らしさを思い出してくれれば幸いです。

 

 

 

森川42樹木学習

 

5月29日、宇和島市立結出小学校の全校児童6名、6月10日は、清水市立中浜小学校の3~6年生16名、6月20日は、宿毛市立小筑紫小学校の5年生20名を対象に校庭の樹木学習と樹名板の作製を行いました。

最初に、針葉樹と広葉樹の違いや単葉と複葉の違い等について、技術普及課が作製した下敷き「いろいろな木と葉っぱ」を使い説明し、その後、校庭に出て樹木の花や葉などを観察しながら、それぞれの名前や特徴、用途等について学習しました。

結出小学校では、アジサイの花を乾燥させ解熱剤として用いられること、ナンテンの実は咳止めの薬に利用されること等約30種類の樹木について学習しました。

中浜小学校では、ソテツが弱って枯れそうになった時に、鉄釘等を茎に刺すと蘇ると言われていること、サツキは旧暦の五月に花が咲くことからその名前が付いていること等、約30種類の樹木について学習しました。


森川42樹木学習1

森川42樹木学習2

森川42樹木学習3

また、小筑紫小学校については、学校の希望があり、約30種類の樹木学習の外に、森林の大切な働きである「水を蓄える働き」「土砂崩れを防ぐ働き」地球の環境を守る働き」等も学習しました。

その後、ヒノキの輪切り材に、ポスターカラーで和名と科名を書き、余白には、思い思いのイラストを描いて樹名板を完成させ、各樹木に設置しました。

今後は、学習したことを基にして、季節の移り変わりによる樹木の変化等を観察してもらいたいと思います。

 

森林の働き等や空飛ぶ種子を学習

森川42空飛ぶ種子6月24日、土佐清水市立清水小学校で5年生52名を対象に「森林の働き、森・川・海の繋がり」と「空飛ぶ種子」の講義と体験学習を実施しました。

最初に、森林の大切な働きによる森・川・海の密接な繋がりの関係と、樹木等がさまざまな方法で種子を散布する方法について、パワーポイントを使って学習し、サーキュレーターを使って実際にカエデやテイカカズラの種子が飛ぶ様子を観察しました。

次に、「アルソミトラ」や「マツ」、「ニワウルシ」「ラワン」の種子の模型をスチレンシートや色紙等を使って作りました。

最後には、スチレンシートで作ったラワンの種子模型を輪ゴムで一斉に飛ばして、誰のが一番高く飛ぶか何度も競い合いました。

今回の学習を通じて、児童の森林や自然に対する興味や関心が深まる事を期待しています。

 

 

 

 

年間を通した森林環境学習

森川42森林環境学習1愛媛県松野町立松野西小学校の4年生は、毎年度「総合的な学習の時間」を利用して森林や樹木の学習を年間を通して実施しており、今年度も21名の生徒を対象に6月26日に「校庭の樹木」を行いました。

森川42森林環境学習2まず最初に、ふれあいセンターが行っている主な業務について、分かりやすくパワーポイントを使用して説明しまし、その後、教室で技術普及課が作製した下敷き「いろいろな木と葉っぱ」を使用し、広葉樹と針葉樹の違いや単葉と複葉の特徴、葉のつき方など基礎知識を学んだ後、校庭に出て、学校に植えられている約40種類の樹木について、葉や花を見たり葉に触れたり臭いを嗅いだりして、それぞれの樹木の名前や特徴を二班に分かれて学習しました。そして、ヒノキの輪切り材に、ポスターカラーで和名と科名を書き、余白には、思い思いのイラストを描いて、樹名板を完成させ、後日それぞれの樹木に取り付けました。

今後、7月に「空飛ぶ種子」、2学期には、「森林土壌の仕組み?や働き等」「八面山登山」「炭」について学習する予定です。

さまざまな学習を通して森林や自然への興味や関心が増し、森林の大切さについて理解が深まることを期待しています。

 

今年度も「囲いワナ」によるシカの捕獲を実施予定

当センターでは、今年度も「囲いワナ」によるシカの捕獲を愛媛森林管理署の滑床山、四万十森林管理署管内の黒尊山において、7月下旬から実施予定です。

 


  

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ダイヤルイン:0880-31-6030
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