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平成26年3月発行
第41号
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滑床山周辺の八面山から熊のコルに至る吊尾根のギャップには、平成24年度にニホンジカによるササ等の食害を防止するため、シカ防護ネットを設置(3箇所・延長800m)していますが、平成25年度(12月・3月)においても、シカ防護ネット(2箇所・延長770m)を増設しました。
設置作業中 |
設置完了 |
宇和島市の国有林に生育する「トキワバイカツツジ」は、地球上で当地以外に自生しない希少種と言われていますが、ニホンジカの食害等によって、個体数や開花木が減少していることから、希少種を保護するため平成24年度に引き続いて、1月にシカ剥皮被害防止ネットを設置しました。
設置作業中 |
設置完了 |
当センターでは、愛媛署管内の滑床山国有林、四万十署管内の黒尊山周辺において、ニホンジカ被害地の森林再生、植生回復事業に取り組んでいますが、更に対策を推進していくために地元の猟友会に委託し、囲いワナによるニホンジカの捕獲を昨年7月から3月まで実施しました。
平成25年度は、大型の囲いワナを増設したこともあり、目黒山15頭、黒尊山27頭、合計42頭を捕獲し、平成24年度の25頭に比べて、約20頭も多い成果を上げることができました。
この取組は、今後も継続していくことにしています。
小型の囲いワナで捕獲(目黒山) |
中型の囲いワナで捕獲(黒尊山) |
最初に、パワーポイント等を使って1年生は紙芝居「森」で森の大切さ、2年生は「木材の特徴」等を学習後に、木工クラフトを行いました。 今回は、生徒が多く低学年の児童が対象であることから、「金ちゃん工房(OBの木工達人)」が事前に各パーツに加工したものを使って1年生は、『昆虫標本』、2年生は、『コロコロゲーム:山と海』を作製した後、『ジージーゼミ』を作製しました。 児童たちは、パーツに好みの色を塗ったり、木工ボンドで貼り合わせて、ぞれぞれの作品を楽しく完成させました。 完成後は、ジージーゼミを全員で回して音を楽しみました。 |
「木材の特徴等」の学習 |
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「昆虫標本」作製中 |
「コロコロゲーム」作製中 |
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「ジージーゼミ」の音を楽しむ児童 |
最初に、紙芝居「森」で森の大切さ等を学習後に、木工クラフトを行いました。
今回は、2月末に同校で開かれる「ありがとう集会(感謝祭)」で、この1年間お世話になった地域の方々にプレゼントする『おひな様』を作製しました。
この日も「金ちゃん工房(OBの木工達人)」が事前に加工したパーツを使って、児童たちは、途中から加わった先生と一緒に楽しく、予定した時間内に「おひな様」約40セットを完成させました。
「金ちゃん工房」が分かりやすく説明 |
「おひな様」作製中 |
2月21日、松野南小学校児童が1年間授業や地域行事等でお世話になった方々をもてなし、感謝の気持ちを伝える「ありがとう集会」に招待されました。
同校は全校児童11人という小規模校ですが、クイズやマジック等でゲストを楽しませようと一生懸命な様子が伝わってきました。
最後に、生徒から招待者一人一人へ、感謝状と先日の木工クラフトで一緒に作った「おひな様」がプレセントされ、招待された皆さんは感激していました。
「歌のおもてなし」 |
「マジック」で楽しませる児童 |