「三原米の里森林づくり協議会」を設立しました

令和元年10月9日
四万十森林管理署

   今年4月に三原村と四万十森林管理署は、地域の特産品である三原米の水源を育む多様な森林づくり等の活動を推進するため、「三原米の里多様な森林づくり協定」を締結しました。

   10月4日、この協定に基づく多様な森林づくりを推進するため、三原村、三原村森林組合、三原村集落活動センターやまびこ、中国四国農政局高知県拠点、四国森林管理局及び四万十森林管理署が集い、「三原米の里森林づくり協議会」（会長：三原村長）を設立しました。

   協議会では、三原村から協定区域内の村有林の現況について説明があり、当署からは協定区域内の国有林について、「三原米の里多様な森林づくり協定」の趣旨に沿って今までの施業方針を見直し、針広混交林化や複層林化を積極的に推進していくことを説明しました。

   協議会の委員からは、国有林の施業方針の見直しについて賛同の声が相次いだほか、「協議会主催で森林環境教育などのイベントを企画していったらどうか」「村内の学校とコラボできないか」などの意見が出され、今後協議会で検討していくことになりました。

   また、局計画課からは協定区域を含む三原村内の国有林を、育成複層林化等多様な森林づくりの実践と検証を行う「見える化区域」として設定することを検討中との情報提供がありました。

   四万十森林管理署では、今後も「三原米の里森林づくり協議会」の一員として協議会の活動を先導的に推進して参ります。

協議会で挨拶する田野村長                      積極的に発言する委員

（参考）署協議会資料