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更新日:25年9月11日
担 当:技術普及課
「四国山の日賞」は、四国4県と四国森林管理局との間で締結した「四国の森づくりに関する共同宣言」(平成16年)の趣旨に沿って、四国の森林等をフィールドとして四国の森づくり活動(「森林整備の推進」、「木材の利用推進」及び「森林環境教育活動の推進」)に積極的に取り組んでいる団体を選定し、表彰するものです。 今年度も、四国の森づくり活動に積極的に取り組んでいる団体を募集したところ、四国4県から8団体の応募があり、先日、林業関係者、環境教育関係者やマスコミ関係者等からなる「四国山の日賞選考委員会」において、厳正かつ公正な審査を行いました。 その結果、6団体(森林整備分野:1団体 木材利用分野:1団体 森林環境教育分野:4団体)を今年度の四国山の日賞と決定しました。 なお、決定した団体の表彰は、10月12日、徳島県那賀町で開催する「四国の森づくりin徳島2013」の記念式典において行います。(イベントチラシ(PDF:732KB)) 受賞団体の詳細については、以下のとおりです。 |
「森林整備の推進」応募団体=1団体 受賞団体=1団体 高知県緑のサポーター会(高知県 高知市)
平成12年に設立され、高知県内の民有林をフィールドとして、花が咲かなくなった桜並木や弱っている巨樹・古木を、会員104名が地域の方々と共に治療し、再生させる活動を行っています。また、樹木医セミナーを毎年開催するなど後継者の育成にも努めています。 【選定理由】 住民にとって身近な存在である桜並木や地域のシンボルともなっている巨樹・古木を治療していく地道な活動が、地域を守り活性化にも貢献しているとして評価されました。
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「木材の利用推進」応募団体=1団体 受賞団体=1団体 株式会社ウッドピア(徳島県 美馬市) 【活動内容】 平成6年に第3 セクターとして設立され、高性能林業機械による木材生産のほか地元で生産されたSGEC森林認証材の住宅部材等への利用促進に取り組んでいます。また、木のキャラクター「きころん」を製作し、地域の公共施設や主要道路の分岐点に設置するなどユニークな取組も行っています。 【選定理由】
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「森林環境教育活動の推進」応募団体=6団体 受賞団体=4団体 川田中緑の少年隊 (徳島県 吉野川市) 【活動内容】 平成12年から学校林を活用した枝打ち体験や生き物観察を行うとともに、学校及び周辺の緑化や清掃、お年寄り訪問等の活動を保護者や地域の方々とともに行っています。
【選定理由】 全学年においてテーマを決めた森林環境教育を実施するとともに、学校林を活用した林業体験や自然観察活動を積極的に行っていることが評価されました。
土庄町大部財産区 (香川県 土庄町) 【活動内容】 平成6年から毎年、大部財産区有林においては、「水源の森づくりin小豆島」と題した下刈や植栽を地元小学生や保護者などとともに行っており、地域の人々に森林の役割や水源林の大切さを伝えています。
【選定理由】 地元住民、子供たちとともに水源の森づくりを継続して実施していること、こうした活動を通じて森づくりの大切さを実感してもらっていることが評価されました。
愛治緑の少年団 (愛媛県 鬼北町) 【活動内容】 学校林を活用した植樹活動や学習会などのほか、学校・地域の緑化活動や環境美化活動を地域の方々とともに行っています。
【選定理由】 総合学習において「豊かな森を守ろう」とのテーマを設けた上で、6年生で年間38時間、5年生で24時間に及ぶ積極的な活動を学校林や学校周辺で実施していることが評価されました。
喜多地区林業研究グループ連絡協議会 (愛媛県 大洲市) 【活動内容】 平成4年から学校林などを活用した、地元小・中・高校生を対象にした体験学習等を実施しています。また、地域資源を活用して山村を活性化させる取組も行っています。
【選定理由】 しいたけ生産などを行っている女性林研が活発に活動しており、地元の子供たちを対象に学校では実施することが難しい林業体験や木材市場見学、しいたけ栽培実習などを積極的に行っていることが評価されました。
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