ホーム > 報道・広報 > イベント情報 > 平成27年度「四国山の日賞」受賞団体決定
応募団体=4 受賞団体=2
愛媛県西条市丹原町高知地区の里山は、手入れがなされないままの竹林が繁茂し豊かな自然の景観が損なわれていることから、放置された竹林を伐採し、竹の有効活用を目的として、伐採した竹をパウダーにして家庭菜園などの農業資材として有効活用しています。さらに、箸や花器、竹灯籠などに加工する竹細工としての用途拡大も図っています。
幅広い年齢層が活動されており、全国的にも問題となっている竹林に対して、伐った竹をパウダー状にして有効活用するという取組や、竹細工としての用途拡大を図られているところが評価され、他の模範となり、推奨できるものである。
管轄する村内の山林では、シカによる剥皮行為があることから、平成23年度より「イノシシ・シカ用くくりワナ」製作に乗りだし、狩猟界で画期的とされるバネのないくくりワナ「いのしか御用」を開発しました。
平成26年より、高知県森林組合連合会を販売元に、森林組合系統を通じ全国販売を開始し、平成27年3月に高知県の認定商品(5か年)として登録されています。
狩猟界で画期的とされるバネのないくくりワナの発明・活用が評価され、全国的に問題となっているシカ害に対して、四国から全国に発信することにより、四国全体の活性につながるところが、他の模範となり、推奨できるとともに、将来にわたり継続する見込みがある。
応募団体=3 受賞団体=2
森林整備に加え間伐材を利用したJパネル(3層クロス構造)の加工販売を行っています。また、林地残材で薪を生産し、温泉施設の薪ボイラーへ供給して地域材の有効活用をしています。さらに、伐採した木材で木製品を製作し、使っていただくことで、第二の植林を行っています。
第三セクターであり、地元雇用の促進に貢献しており、地域材の木材利用促進として、薪ストーブ用の燃料販売で実績を上げている点が評価され、森林整備、木材利用の推進及び雇用創出が、四国の森づくりに関する共同宣言の趣旨に合致している。
3年次の課題研究として、地域からの依頼を受け高知県産木材を利用した建物等の製作を行い、通常の授業では取り組むことのない、利用される方がいる作品を製作することで、生徒の職業観を養い、さらに利用者の笑顔を見て、やりがいを感じることができています。
大工の養成・若者の就職支援となる技能者の育成を踏まえ、高校独自で体制を整えられ、幼稚園の遊具など地元のニーズに合わせた制作を行い、地域との密着度も高く、宮大工等人材育成にも貢献しているところが評価され、他の模範となり、推奨できるとともに、将来にわたり継続する見込みがある。
応募団体=3 受賞団体=1
さぬき市と森林づくり活動について協定を締結し、林業の経営改善と生活文化の向上を図ることを目的に、広く県民・市民・学生児童などの環境・森林林業など学習の場、また、森に親しみ学び、遊び、楽しむ場として、森林学習に取り組んでいます。
活動フィールドが広く様々な活動を積極的に展開し、幼児から一般県民まで対象者が広く活動回数も多い、森林機能・木材利用・体験林業の各分野に関する教育活動を行っているところが評価され、他の模範となり、推奨できるとともに、将来にわたり継続する見込みがある。
森林整備部技術普及課
担当者:企画係
ダイヤルイン:088-821-2121