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分野:公益的機能の高度発揮のための森林施業及び保全・利用技術の確立
囲いわなによる効果的なシカ捕獲試験
平成25(平成24~25)(平成25年で終了)
1 シカの誘引に最も効果的な時季。
2 シカの捕獲に最も効果的な場所(林内・林外)。
3 「小型で簡易な囲いわな」の改良、低コスト化。
1 高知県内東部・中部・西部の3カ所でカメラ撮影。
3カ所とも、夏場は少なく春と秋から冬場に多く確 認。しかし、標高が高い中部(1,200m)では冬場も少ない傾向が見られ、標高が比較的低い東部や西部(570m、660m)との違いが見られた。時間帯は、20時 から翌朝6時頃に多く確認。
2 事前にシカ道、足跡、糞等により生息密度・状況を把握のうえ、撒き餌で誘引。
なお、見回り軽減には、事前に通信可能エリアを確認のうえ、捕獲通知システム活用が有効。
3 7タイプ(全て分解・組み立て可)を試作・設置の結果、主要部材にワイヤメッシュを利用したタイプ7 が利便性や低コスト(市販の7割~5割程度)で最も普及可能なタイプ。
なお、本課題は引き続き26年度まで継続とする。
囲いわな(タイプ7) |
捕獲通知システム |
シカ捕獲状況 |