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分野:森林・林業の再生に資する造林・生産技術の確立
ヒノキ天然更新技術の確立
平成25(平成19~33)(H25で完了)
天然更新により成林した林分において、択伐、風衝被害等により空隙地が広がり、下層植生が繁茂したため、更新目的樹種の稚樹、幼木の成長が阻害されている伐採区と稚樹の発生は良好であるものの、上木の影響により稚樹が枯死等する保残区を早期に成林させるための補助作業の開発・調査。
これまで、伐採区、保残区の林分調査、稚樹成立本数調査、下層植生刈払い、シカ防護ネット、保護チューブ等を設置しての試験等を実施。
しかし、伐採区では、ウラジロ等の繁茂が著しいこと、保残区では、照度不足のため、発生、消長の繰り返しで稚樹の成長は困難。
これらの現状を踏まえ、本課題は完了として、当面は経過観察とする。
伐採区遠景 |
伐採区近景 |
保存区近景 |