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「第二回国有林モニター勉強会」を開催

  平成22年11月27日、徳島県三好市において、第二回国有林モニター勉強会を開催しました。当日は好天に恵まれ、四国四県から国有林モニターの方10名が参加されました。

  当日は、高知県、愛媛県、徳島県の各集合場所からバスで現地まで移動し、途中の車内で日程や吉野川等の概要説明が行われました。

  最初の視察地であるラピス大歩危では、地元国産材(三好スギ)を集成材(構造材)に加工して使った建物を視察しました。館内の会議室において、徳島森林管理署長より、管内や治山事業の概要説明、また、当建物は大断面(わん曲集成材)を使用することにより室内上部の空間を広く利用している事などの説明が行われた後、木材をふんだんに使った館内を視察しました。

  次に三好市東祖谷樫尾地区の治山事業現地に移動し、徳島森林管理署治山課長より直轄事業で行われている地すべり対策工事について、工事の概要や施設の設置状況などの説明が行われ、現地の集排水施設や渓間工の施工状況を視察しました。

  最後の視察地へ向かう車内で徳島署長より、『祖谷のかずら橋』の概要と三好市と徳島森林管理署との間で平成20年に締結した、橋の材料であるシラクチカズラの確保に関する協定について説明が行われた後、実際に橋を渡り現地を視察しました。

  今回の勉強会に参加したモニターの方々は、国産材の有効利用、森林の働きと国土保全の重要性についての説明を、大変熱心に聞き入っておられました。また、活発に質問や意見を述べられて、理解を深められていました。

 

第二回モニター勉強会の風景

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