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平成22年度 第2回国有林モニターアンケートの結果概要

 四国森林管理局では、より一層「国民の森林」に相応しい国有林の管理経営を推進するため、地域の皆様に国有林モニターをお願いし、ご意見を頂くこととしております。

 今回は、「木材やその利用、木材と森林整備の関係について」をテーマに、国有林モニターの皆様にアンケートにご協力頂きましたので、その結果をご紹介致します。アンケートの結果につきましては、今後の四国森林管理局の取組を進めていく上での貴重なご意見として参考にさせて頂きます。 アンケートにご協力頂いたモニターの皆様、ありがとうございました。

1. 木材について

問1. 木材の魅力について、この中であなたが知っていることをお答えください。(複数回答) 

  • 木材には、発生する香りなどの成分に気持ちを落ち着かせる効果がある
  • 木材は、苗木を植えて森を育てることにより、再生産できる資材である
  • 木材には、湿度を調節する働きがある
  • 木材は、断熱性が高く、夏は涼しく冬は温かく感じる
  • 木材は、家や家具などに使用したあと紙やエネルギー資源などにリサイクルできる
  • 木材は、軽い割に高い強度がある
  • 木材には、衝撃を緩和する効果がある
  • 木材は、製造する際の過程での消費エネルギーが他の資材に比べて格段に少ないうえ、炭素を蓄えるなど地球温暖化防止に貢献する
  • 木材は、紫外線を吸収し暖かみを感じる光を反射する、目にやさしい資材である
  • 木材には、ダニや細菌類の繁殖を抑制する働きがある
  • その他
  • わからない
アンケート1_1

 

問2. あなたは、国内の森林から生産される木材(間伐材を含む)の利用を促進することが、森林の整備にとって必要だということをご存知でしたか。

 アンケート1_2

 

問3. 日本で消費されている木材のうち、輸入材が約7割(平成21年度)を占めていますが、この割合についてどう思いますか。

 アンケート1_3

 

問4. 一般に「違法伐採」とは、生産国(輸出国)の法律や条令に違反して木材を伐採したり取引することを言いますが、違法伐採された木材の流通はどのような点が問題だと思いますか。(複数回答)

 

  • 森林の減少・劣化、森林生態系の破壊が引き起こされる
  • 生産コストをかけずに廉価に生産された木材の輸出は、輸入国の林業に悪影響を及ぼす
  • 森林資源が減少し、生産国の経済にとって大きな損失となる
  • 安価な材が入手でき、特に問題はない
アンケート1_4

 

2. 築物への木材利用について

問1. 仮に、あなたが今後、新たに住宅を建てたり、買ったりする場合、どんな住宅を選びたいと思いますか。この中から1つだけお答えください。

 アンケート2_1

 

問2. 木材を利用した住宅を選ぶ場合、あなたが重視することを次の中から2つまであげてください。(複数回答) 

  •  品質や性能が良く、耐久性に優れていること
  • 健康に配慮した材料が用いられていること
  • 国産材が用いられていること
  • 使用する木材の種類や産地、費用が明らかであること
  • 植林や手入れが適切に行われている森林から生産された木材が用いられていること
  • リサイクルしやすいなど環境に配慮した製品であること
  • 欲しいときにすぐに購入できること
  • その他
  • わからない
アンケート2_2

 

問3. 国や自治体では、公共の施設や設備等への木材利用を推進しています。あなたは、今後、どのような施設に木材を利用していくことが望ましいと思いますか。この中から2つまであげてください。(複数回答) 

  • 小学校や中学校の校舎などの学校施設
  • 病院などの医療施設や老人ホームなどの福祉施設
  • スポーツ施設、図書館や音楽ホールなどの社会教育施設
  • 駅などの交通機関施設や電車等の公共機関の内装
  • 幼稚園、保育園や公園にあるすべり台などの遊具
  • 花壇、柵やガードレールなどの道路沿いにある施設
  • その他
  • 特に必要ない
  • わからない
アンケート2_3

 

3. 木材利用と森林整備について

問1. 間伐などの森林の手入れや木材を生産する過程で発生する樹皮や木くずなどの木質バイオマスを利用していくことは、石油などの使用を減らし、地球温暖化防止に貢献します。木質バイオマスの利活用について、今後、取り組むべき方策は何だと思いますか。この中から2つまであげてください。(複数回答)

  • バイオマスのPR、需要拡大、低コスト化への取組
  • 林道の整備や収集機械の導入など、原材料を集荷しやすい条件の整備
  • 燃やして発電するなどエネルギーとしての利活用の推進
  • 細かくして堆肥や家畜の敷料としての利活用の推進
  • 木質バイオマスの利活用に取り組むNPO等の民間団体への活動支援
  • 成分を抽出して新たな木質材料やアルコールの生産としての利活用の推進
  • 使用せずに、そのままにしておく
  • その他
  • わからない
アンケート3_1

 

問2. あなたは、今後、地球温暖化防止対策を進めていくうえで、誰が主体となって積極的に森林の整備を進めるべきだと思いますか。この中から2つまであげてください。(複数回答)

  • 広く情報を提供して国民の幅広い参加や協力により、森林の整備を進める
  • 国際的な約束であるから、国や地方公共団体が主体となって森林の整備を進める
  • 森林所有者自らの取り組みを主体に森林の整備を進める
  • その他
  • わからない
アンケート3_2

 

問3. 今後、地球温暖化防止対策として、これまで以上に森林整備を推進していくために必要となる費用に対する負担はどうあるべきだと思いますか。この中から2つまであげてください。(複数回答)

  • 企業の社会貢献活動や排出権取引を積極的に進める
  • 温室効果ガスを排出する割合に応じて企業や国民が負担する
  • 森林の恩恵は広く国民全体に及ぶことから、国民全体で負担する
  • 緑の募金などの自発的な拠出により負担する
  • ボランティアなどの自発的な森林整備活動により負担する
  • 新たな負担を求めずに、できる範囲のことをすればよい
  • その他
  • わからない
アンケート3_3

 

問4. 世界では平成12年までの10年間で、開発途上地域を中心に日本の国土面積の2.5倍に相当する森林が減少しています。わが国は、森林・林業分野においても様々な国際協力を推進していますが、今後、政府が取り組むべき方策は何だと思いますか。この中から2つまであげてください。(複数回答) 

  • 森林づくりに必要な技術者の交流や技術指導
  • 森林づくりに必要な施設・資材の提供や資金の融資
  • 森林や木材の利用についての、国際的な取り決めの制定
  • 生物多様性保全、再生の取組
  • NGOやNPOなどの民間ボランティア団体が行う森林づくりへの支援
  • 不適切な伐採の監視や取締への支援
  • その他
  • 特にない
  • わからない
アンケート3_4

 

問5. あなたは、今後、森林・林業行政に何を望みますか。特に力を入れて欲しいと思うことを、この中から2つまであげてください。(複数回答) 

  • 水源のかん養、国土や自然環境の保全、地球温暖化防止などの様々な役割を果たす多様で健全な森林の整備
  • 木材の安定的な供給や木材利用の推進
  • 森林・林業に関する学校教育の充実
  • 森林を守り育てている山村住民に対しての支援
  • 原生的な森林の貴重な動植物の保護
  • 土砂崩れなどの災害を防ぐ施設の整備
  • 森林とのふれあいの場の提供
  • ボランティア活動への支援など国民が森林づくりに参加しやすい仕組みの充実
  • 海外での植林への支援など森林・林業分野の国際協力
  • その他
  • 特にない
  • わからない
アンケート3_5

 

 問6. これからの木材利用と森林整備について、ご意見がありましたらご記入ください。

4. その他(モニター活動について)

問1. 毎月の資料送付について、ご意見がありましたらご記入ください。

問2. 第1回勉強会について、ご意見がありましたらご記入ください。

問3. これまでのモニター活動で、森林・林業・国有林等に対する考え方が変わったことが有りましたらご記入ください。

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