ホーム > 報道・広報 > イベント情報 > 「四国の森づくりシンポジウム」を開催しました
指導普及課
「四国はひとつ」の理念のもとに、四国が一体となった森林保全の在り方について、四国森林管理局長と四国4県の知事、副知事がパネリストとして、4県連携の具体性について語り合う「四国の森づくりシンポジウム」を平成16年11月14日(日曜日)、高知県本山町プラチナセンターで開催しました。
四国森林管理局、四国4県、嶺北交流ふれあい推進協議会で四国の森づくり実行委員会を組織し主催。各県から森林ボランティアや行政・林業関係者等約400人が参加しました。
第1部の基調トークでは女優日色ともゑさんの朗読を交え、四国4県の森林保全活動を行っている団体による活動報告が行われました。
その後、愛媛大学の泉教授がコーディネーターとしてパネルディスカッションを進行し、高知県吉良副知事、香川県真鍋知事、愛媛県加戸知事、徳島県木村副知事、山根四国森林管理局長がパネリストとして4県連携の具体策について提言しました。
パネルディスカッションの後の共同宣言(PDF:245KB)では、(1)森林整備の推進、(2)木材の利用促進、(3)森林環境教育活動の推進、(4)11月11日を「四国山の日」として、四国の森を四国各県民の共有財産として守り育てていくことについて四国森林管理局長と4県知事が共同宣言をしました。
第2部は、四国4県で「間伐活動・森林体験学習・木造住宅の研究」などの推進活動を行っている各団体(十三団体)の活動の動機や今後の活動方針について報告、紹介があり、各県の森林ボランティア団体同士の交流が行われました。最後に来年もボランティア団体の交流会を徳島県で行うことを満場一致で決定し、シンポジウムは盛会のうちに閉会しました。