6 綾の照葉樹林プロジェクトの開始
 
 宮崎県綾町及びその周辺に所在する国有林には、我が国最大級の原生的な照葉樹林が残されています。この国有林を核とした約1万haの森林を対象とし、照葉樹林の保護・復元を図り未来へ継承するとともに、これらの取組を通じて自然と共生する地域づくりを支援することを目的に「綾の照葉樹林プロジェクト」が平成17年5月に開始されました。
 プロジェクト実施に当たっては、九州森林管理局、宮崎県、綾町、(財)日本自然保護協会及び「てるはの森の会」(プロジェクトに賛同する複数のNPO等によって設立された団体)の5者が協定を結び、原生的な照葉樹林の厳正な保護、人工林や二次林からの照葉樹林への復元、照葉樹林の重要性等を学ぶ環境教育の実施等を行っています。
  また、「てるはの森の会」が、活動を支援する人をサポーターとして参加できるよう橋渡しを行うなど、プロジェクトでは、多様な主体の参加による取組を目指しています。
プロジェクト推進協定調印式
  プロジェクト推進協定調印式
照葉樹林を学ぶ森林環境教育 綾の照葉樹林
照葉樹林を学ぶ森林環境教育 綾の照葉樹林


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