全国森林計画の変更の概要

平成13年10月
林　　野　　庁

１．全国森林計画の趣旨

○　全国森林計画は、森林・林業基本計画に示された目標等を実現するため、森林施業の基準や具体的な造林面積等の計画量等を定める15年を１期とする計画。

○　地域森林計画及び国有林の地域別の森林計画の規範として、森林整備の目標、伐採立木材積、造林面積、林道開設量等の計画量を設定。

２．全国森林計画の変更

○　次期計画は、平成15年にたてることとされているが、今回の変更は　　森林・林業基本計画の策定及び森林法の改正に伴うもの。

（１）変更の要旨

①森林・林業基本計画の内容を反映させること

②公益的機能別森林施業の整備に関する事項を定めること

（２）変更の概要

○森林整備の目標（計画期間H9.4.1～H24.3.31の１５年間）

　　　 区　　　　　分 現　　況 計画期末

森林面積(千ha)
　		 育成単層林 10,434 10,159
育成複層林 675 1,585
天然生林 14,092 13,373
森林蓄積(ｍ３/ha)　　 139 179
注）現況については、H7.3.31現在

○主要計画量（計画期間H9.4.1～H24.3.31の１５年間）

　　 　 　 区　　　　　分 　計画量

立木伐採材積
（百万ｍ３）		 　　主　　伐 　 　２６６
　　間　　伐 　　 １９４
　　　 計 　　 ４６０
造林面積
（千ha）		 　　人工造林 　　 ８４５
　　天然更新 １，３５３
　 林道開設量（千km） 　　　 ４７
　　保安林の指定面積（千ha） １，６６０

保安施設事業

　		 保安林の整備（千ha）
＜治山事業による森林整備＞		 　　 ５９４
　
保全施設（百箇所）
＜治山施設の整備＞		 　　 ３８４
　

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