(資料 4)
「森林整備シンポジウム2006inしまね」の概要


 趣 旨
 スギ・ヒノキの人工林は利用期を迎えつつあり、また、全国的な国産材需要は回復傾向にあります。しかしながら、林業採算性の悪化から森林所有者の施業意欲が低下しており、森林の荒廃が進んでいます。
 また、先進国の温室効果ガス排出量について法的拘束力のある数値目標を定めた京都議定書が発効し、平成20年から始まる約束期間を間近に控え、間伐の遅れた森林を含め森林の整備・保全のあり方がますます重要になっています。
 森林からもたらされる様々な恩恵を、将来にわたって享受していくためには、国民みんなで間伐材をはじめとする地域材を利用し、その収益が森林の手入れに使われ、森林の整備・保全が進むという「林業のサイクル」を強化することが必要です。
 このシンポジウムでは、そのために今私たちは何をしなければならないかを考えます。
主 催 
島根県、林野庁
(実施団体:森林整備シンポジウム2006inしまね実行委員会)
協 賛
間伐推進中央協議会、島根県森林組合連合会、(社)島根県木材協会、
(社)島根県森林土木協会、(社)島根県緑化推進委員会、島根県林業公社、
島根県林業種苗協同組合
開催日時
平成18年11月9日(木)〜11月10日(金)
開催会場
11月 9日「シンポジウム」 島根県立大学 講堂
11月10日「現地研修」   島根県浜田市内
シンポジウムテーマ
木を使い みんなで支える 森林(もり)づくり
 〜緑豊かな森林(もり)を未来に引き継ぐために〜
開催内容
(1) 11月9日
    シンポジウム
 主催者あいさつ
 間伐・間伐材利用コンクール表彰
 基調講演
  講師 富士通総研 主任研究員 梶山恵司(かじやまひさし) 氏
 事例発表
・公共事業における間伐材利用(島根県)
・路網を活用した利用間伐(株都森林)
・燻煙処理木材(協同組合ヴァーテックス)
・ボランティアによる森林整備(森の仲間)
 大会宣言
(2) 11月10日
    現地研修



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