プレスリリース
平成18年6月27日
林    野    庁





林 政 審 議 会 施 策 部 会 の 概 要 に つ い て


1 日  時  
平成18年6月26日(月) 10:00〜12:00
2 場  所  
農林水産省第2特別会議室
3 議  題 
平成18年度森林・林業白書の検討について
4 概  要
 平成18年度森林・林業白書の検討に当たって、取り上げるべき事項や今後、求められる施策について意見交換が行われた。
 
 委員からは、
・今年度は次期森林・林業基本計画の策定がなされることから、計画の目指す方向を国民にきちっと示すことが必要。
・林業・木材産業と環境貢献のつながりをわかりやすく示すとともに、森林の多面的機能の発揮の上で木材生産が重要であることを示すことが必要。
・森林資源状況、木材利用の技術的進歩等を踏まえ、林業・木材産業、バイオマス利用について、ビジネスとしても成り立つバランスのとれた仕組みが必要であることを記述すべき。また、刻々と変化しているマーケットニーズや木材流通を踏まえ、必要な対応を記述すべき。
・無垢材の良さへのこだわりに対するニーズと、合板・集成材等の大量・安定供給に対するニーズの両方の視点を大切にすべき。
・里山の現代的役割について、特に景観、生活環境、セラピー等の視点から優良事例を紹介するなど、里山整備の普及につながる記載が必要。また、きのこなど森林が担う特用林産物の生産についても説明すべき。
・森林所有者の不在村化が進んでいることから、都市部に居住する所有者に森林整備の大切さを訴えるような記述が必要。
 等の意見があった。
 これらの意見を参考にしつつ、林野庁において平成18年度の森林・林業白書の構成や記述内容についてさらに検討を進めて欲しい旨と、次回は10月上旬に開催したい旨の発言が部会長よりなされた。
問合せ先
林野庁 林政部 企画課
担当:松永、土田
電話:03-3502-8111(内線6084、6071)
   :03-3593-6115(直通)
当資料のホームページ掲載先URL
http://www.maff.go.jp/www/press/press.html

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