プレスリリース
平成17年9月26日
林     野    庁




間伐推進強化期間の取組について


 間伐の本格的な実施の時期を迎え、林野庁では、10月、11月を間伐推進の強化期間として、間伐推進中央協議会等と連携して下記の取組を実施します。
1 間伐推進中央協議会による間伐推進との連携
 間伐推進中央協議会(17団体で構成)は、国や地域と連携して間伐の普及啓発活動、間伐材の利用推進活動等の取組を実施しており、本年度も、(ア) 「間伐推進中央協議会・構成団体の取組み計画」に基づく諸活動の展開、(イ) 10〜11月の間伐推進強化期間におけるPR活動の展開、(ウ) 間伐材を含む国産材の利用を関係機関、消費者等に訴える活動等を実施予定。(別紙1) 【PDF】
2 間伐推進強化期間の主要な取組
(1)  間伐推進強化期間の設定(10月、11月)

 農林水産省本館壁面に懸垂幕 (「間伐と木づかいで進めよう豊かな森林づくり」:10月期、「間伐で進めよう豊かな森林づくり」:11月期)を掲示。また、間伐推進ポスター「いざ、間伐じゃ!間伐で進めよう豊かな森林づくり」によるPRを実施。(別紙2) 【PDF】
(2)  消費者の部屋における展示 −「間伐はみどりを育てる深呼吸」−

  全国森林組合連合会と協力し、農林水産省 「消費者の部屋」 で間伐材製品、パネル等の展示を実施。期間は、9月26日〜9月30日 (テーマ 「間伐はみどりを育てる深呼吸」)。間伐をはじめとする森林整備の重要性、間伐材の利用事例、環境保全への貢献等についてPR。アイディア製品を始め、様々な間伐材利用製品の展示を行うとともに、関係省庁の担当者にも案内。(別紙3) 【PDF】
(3)  間伐・間伐材利用コンクールの実施

  間伐を通じた森林の育成と間伐材利用に係る斬新かつ積極的な取組の普及に資するため、間伐・間伐材利用コンクール(「林業事業体による森づくり」 部門、「森林ボランティア団体等による森づくり」 部門及び「暮らしに役立つ間伐材利用」 部門で構成)を実施。
 審査委員会で選考の上、林野庁長官賞等12点を選考し、9月15日の森林整備推進シンポジウム(愛知県新城市で開催)で表彰。(別紙4) 【PDF】
(4)  森林整備推進シンポジウムの開催

  間伐推進強化期間に先立って9月15日、16日に愛知県新城市で「森林整備シンポジウム2005in愛知」 を開催。間伐推進強化期間のメインとなるイベントとして500名程度が参加。今回のテーマは、「環境の時代、おいでん、みんなで森林づくり 〜 みんなで進める 循環型社会の構築に向けた森林の整備と利用 〜」。
主なプログラムは、(ア) 基調講演(フリーアナウンサー 青山佳世(みんなで森を造って、木を使おう 〜自然の循環目指して〜、(イ) 事例発表(森林組合、ボランティア団体、村、県の取組事例を発表)、(ウ) 愛知発のメッセージ、(エ) 間伐・間伐材利用コンクールの表彰、(オ) 現地研修等。(別紙5) 【PDF】
(5)  間伐ホームページによる情報提供

 全国森林組合連合会の間伐ホームページにおいて、森林整備の必要性、間伐の役割、間伐材利用の重要性等について紹介しており、木や森の話、森林シアター(森を育てる物語)、間伐製品ご紹介、トピックス、みんなの声、リンク集、事業者への案内等のコーナーを設置。(別紙6) 【PDF】

アドレスは、http://www.zenmori.org/kanbatsu/index.html


問合せ先
林野庁 森林整備部 整備課 造林間伐対策室
担当:石橋、米山
TEL 03-3502-8111(代表)(内線6267、6268)
   03-3591-5893(直通)

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