プレスリリース
<環境省と同時発表>
平成17年5月31日
林     野     庁



知床世界自然遺産候補地に対する国際自然保護連合(IUCN)の評価結果について


 世界遺産委員会の諮問機関である国際自然保護連合(IUCN)による世界自然遺産候補地に係る評価結果がユネスコに提出され、知床世界自然遺産候補地について世界自然遺産への登録が適当と勧告されたことが、昨夜、明らかとなりましたのでお知らせします。
1.概 要
 本年7月に開催される第29回世界遺産委員会において審査対象となる知床を含む候補地の評価結果が、世界遺産委員会の諮問機関である国際自然保護連合(IUCN)よりユネスコに提出され、その中で知床については世界自然遺産への登録が適当である旨勧告したことが、昨夜、我が国を含む世界遺産委員会委員国に配布された同委員会会議資料(※ 注)により明らかになりました。
  併せて、IUCNから知床の世界自然遺産登録後の措置として、海域管理計画の早期策定や評価調査団の招致などを我が国に求めるよう勧告されております。
  知床に対する評価結果及び登録後の措置等に係る勧告の概要は、環境省により別紙〔PDF〕のとおり取りまとめられております。

(※注)同会議資料の原本は世界遺産委員会委員国への「限定配布文書」とされており、コピー等による配布は制限されています。
2.今後の予定
 世界自然遺産登録の最終的な可否は、平成17年7月10日(日)より17日(日)にかけて南アフリカのダーバンで開催される第29回世界遺産委員会において審査・決定される予定です。
問合せ先
林野庁森林整備部森林保全課 
担当:矢野、山口
TEL 03-3502-8111(代表)(内線6317、6318)
   03-3501-3843(直通)

林野庁トップページへ