プレスリリース
平成16年6月8日
林    野    庁

第1回森林国営保険に関する検討会の概要について

1 日 時  平成16年6月3日(木)15:00〜17:00

2 場 所  林野庁 林政部会議室

3 内 容
(1)説明
 森林国営保険の現状と課題等を説明
(2)主な意見
○森林保険運営の安定化のためには、加入率を向上させ、加入者を確保することが必要。

○検討に際しては、ソルベンシー・マージンや剰余金の累積を考慮してはどうか。

○政策的に実施する保険の検討に当たっては、経済的観点よりも公益的観点に軸足を置くべき。

○第一次産業を対象とした保険は、民間では実施しづらいので、国が実施しているのが実態。

○森林所有者には、森林をマイナス資産と考えている者が多く、森林保険に加入しない理由となっている。多面的機能の持続的発揮を考慮した森林を守るための政策的な保険としての考え方が必要。

○地方公共団体と連携し、公益的観点からの加入促進対策を図ってはどうか。

○森林保険に加入すべきことは分かってはいても、保険料が払えないので加入できない面がある。

○加入率低下の原因としては、新植が減少していることが大きい。間伐後の加入促進が課題。 
問い合わせ先
林野庁森林整備部森林保全課
担当者 青柳 浩(内線6314)
      小林辰男(内線6315)
電話 03(3502)8111(代表)
    03(3501)3843(直通)

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