プレスリリース
平成16年3月9日
林   野   庁

農林水産省政策評価会林野庁専門部会の概要

1.日時:平成16年3月8日(月) 15:00〜17:00
2.場所:農林水産省林野庁林政部会議室
3.議事
(1)政策評価の動向について
(2)平成16年度事前評価について
(3)平成15年度期中の評価及び完了後の評価について
4.概要
(1)政策評価の動向について
 最近の政策評価の動向として、16年度の政策評価に当たっての実施方針及び新たな森林の整備等の目標設定に係る検討状況について、事務局より報告。
(2)平成16年度事前評価について
 林野公共事業及び林業・木材産業構造改革事業の平成16年度新規事業の採択基準等事前評価の考え方について、事務局より説明。
(3)平成15年度期中の評価及び完了後の評価について
 平成15年度の補助事業の期中の評価及び完了後の評価の結果案について、事務局より説明。
○委員からの主な意見
・ 森林は、成長期間が長く、効果が発現するまでに時間がかかるので、施策を投入した年度に効果が発現しないケースが多く、企業会計的発想で単年度評価することは難しい。国土管理の観点からすると、単年度効果だけでなく累積効果もあることに考慮する必要がある。
・ 評価結果個表の記述については、一般の者の立場に立って、もう少しわかりやすく、具体的なイメージがわくように工夫する必要がある。
・ 評価結果については、B/Cの数字だけを書くのではなく、なぜこのような値になるかが、一般の者に理解できるようわかりやすくする工夫ができないか。
・ 評価結果の公表に当たっては、どのような主体がどのようにして評価したかを明記するなど、評価プロセスの透明性を確保することが重要である。
・ 文化や景観の効果についても、評価できるよう検討していく必要がある。
・ 特殊性のある森林・林業施策に合うような林野庁独自の評価を検討してはどうか。
○専門部会としては、平成16年度新規事業の採択基準等事前評価について、また、補助事業の期中及び完了後の評価の結果案については、妥当である旨意見が集約された。
議事録[PDF]
資料一覧[PDF]
問い合わせ先
 林野庁企画課政策評価班
    担当者:春原、平井、安藤
 電話03−3502−8111(内線6096,6097)
 電話03−3593−6115(直通)

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