プレスリリース
平成16年2月12日
林    野    庁

第12回大規模林道事業の整備のあり方検討委員会の議事概要について

1 日  時 
平成16年2月10日(火)11:00〜15:00
2 場  所
砂防会館別館 「霧島」
3 議  題
報告書(案)について
4 議事概要
 今回の委員会では、前回の委員会における審議を踏まえ作成した報告書(案)について事務局から説明し、議論を行いました。
 事務局の説明に対し、委員から
(1)報告書本文の「検討の結果」において、計画変更が適当であるとする区間については「線形の変更等(一部取りやめや幅員の縮小など)、現行計画を変更しつつ」と記載しているが、分かりやすい表現ぶりに改めるべきではないか。
(2)環境への負荷との関係の評価については、例えば、保安林の区域を通過するか否かを評価因子としているが、このことが検討資料及び委員の意見等を取りまとめた「項目別取りまとめ表」で分かるように追加すべきではないか。
(3)大規模林道事業としての事業実施を取りやめることが適当であるとする区間については、別表の「検討結果総括表」で取りやめとだけ記されているが、欄外でさしつかえないので、今後の検討の考え方を記述すべきではないか。
などの意見がありました。

 質疑応答の結果
(1)報告書本文の「検討の結果」において、計画変更が適当であるとする区間については「区間の一部の取りやめ、幅員の縮小或いは線形の変更などの計画変更を行い」との表現に改める。

(2)「項目別取りまとめ表」については、新たに「環境負荷との関係」の項目を設け、関係する記述をこの項目へ移記するとともに、保安林の区域を通過するなど、環境への負荷との関係の評価因子を「項目別取りまとめ表」に追加する。
(3)「検討結果総括表」については、「地域の諸条件を踏まえ、公道等を利用するとともに、当該区間については必要性を見極めつつ補助林道事業等他の整備手法を検討することが適当」である旨を欄外に記載する。
などを行うことを前提に、報告書が決定しました。

 林野庁では、委員会の報告書を受けて、本年3月末までに大規模林道の建設予定区間の整備のあり方について検討結果を取りまとめ、公表する予定です。
問合せ先
林野庁森林整備部整備課 瀬戸、洞下
TEL 03-3502-8111(代表)内線6251、6254
   03-3581-1032(直通)

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