平成16年1月28日
林    野    庁

第11回大規模林道事業の整備のあり方検討委員会の議事概要について

1 日  時
平成16年1月27日(火)13:30〜17:00
2 場  所 
KKRホテル東京 「丹頂」
3 議  題 
@個別区間ごとの評価について
A報告書(案)について ほか
4 議事概要
 今回の委員会では、前回の委員会における審議を踏まえ修正した「「検討の基本的考え方」に基づく評価の基準」、「評価の基本的考え方」に基づき、「項目別取りまとめ表」における各区間の状況等を用いて小項目について評価した結果を再度整理した案について事務局から説明するとともに、委員会における総合評価及び個別区間ごとの整備のあり方について議論を行いました。

 事務局の説明に対し、委員から
@環境への負荷との関係については、評価の基準の中で「当該区間の建設の必要性」の一項目として位置付けられているが、委員会において総合評価するに当たっては、森林・林業情勢などの他の項目とは区別して位置付けたということを明らかにすべきではないか。
A環境への負荷との関係については、「評価の基本的考え方」の中で、特に建設に慎重を期す必要がある区間、建設に慎重を期す重要性が比較的低い区間等に区分することになっているが、委員会におけるこれまでの議論や集められた情報を踏まえた分かりやすい区分となるよう見直すべきではないか。
B「「検討の基本的考え方」に基づく評価の基準」の中に、「土工量」等の語句が用いられているが、これらの意味は一般に分かりにくいので、注釈を付けるなり、分かりやすく修正するべきではないか。
などの意見がありました。

 また、委員会における個別区間ごとの総合評価や整備のあり方については、さらに継続して論議していくこととなりました。

 つぎに、前回の委員会においておおむね了承された委員会の報告書の骨子に基づき作成した報告書(案)について事務局から説明しました。
これに対し、委員から、文章の主語はあくまで委員会であるべきだが、混乱している部分があるので、修正すべきではないか、などの意見がありました。

 これらの結果、第12回委員会を開催して委員会の結論を取りまとめるとともに、報告書(案)を検討することになりました。
問合せ先
林野庁森林整備部整備課 瀬戸、洞下
TEL 03-3502-8111(代表)内線6251、6254
   03-3581-1032(直通)

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