プレスリリース
平成16年1月22日
林    野    庁

第10回大規模林道事業の整備のあり方検討委員会の議事概要について

1 日  時
平成16年1月21日(水)13:30〜17:00
2 場  所
KKRホテル東京 「白鳥」
3 議  題
@ 個別区間ごとの評価について
A 報告書の骨子(案)について ほか
4 議事概要
 今回の委員会では、前回の委員会における審議を踏まえ修正した「検討の考え方」に基づく評価の基準について事務局から説明を行いました。

 つづいて、この評価の基準に基づき、「項目別取りまとめ表」で整理された各区間の状況等を当てはめ、小項目について評価した結果を整理した案について事務局から説明するとともに、「項目別取りまとめ表」に記載されたこれまでの委員会における主な議論に関する補足説明を行いました。

 これに対し、委員から
@環境への負荷との関係については、評価の基準の中で「当該区間の建設の必要性」の一項目として位置付けられているが、森林・林業情勢など他の項目との関係を整理する必要があるのではないか。また、「環境への負荷との関係」という同じ語句が評価の基準の中で3箇所に出てくるが、これらはそれぞれ意味合いが異なるので、誤解のないようそれぞれ異なる表現とすべきではないか。
A費用対効果分析の試行結果は、評価の詳細(案)の中で「当該区間の建設の必要性」の一項目として位置付けられているように見えるが、これは他の項目と同じ並びに位置付けられているものではないので、誤解のないように表記すべきではないか。
B線形の見直しの可能性の中で、検討委員会での試算という事項があるが、外部に理解できる表現とすべきではないか
などの意見がありました。

 つぎに、委員会の報告書の骨子(案)について事務局から説明し、おおむね了承されました。

 この結果、次回委員会においては、本日の意見を踏まえ事務局が資料を修正したうえで、各区間ごとに更に検討を行うとともに、報告書については、骨子(案)に基づき事務局が案を作成して議論を行うことになりました。
問合せ先
林野庁森林整備部整備課 瀬戸、洞下
TEL 03-3502-8111(代表)内線6251、6254
   03-3581-1032(直通)

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