プレスリリース
平成15年8月29日
林    野    庁

平成15年度第1回大規模林道事業期中評価委員会について

1 日  時 平成15年8月27日(水)13:30〜17:00
2 場  所 砂防会館
3 議  題 期中評価実施路線の状況について ほか
4 議事概要
 今回の委員会では、議事に先立ち、事務局から、最近の新聞報道等について紹介するとともに、平成16年度予算概算要求との関連で平成16年度以降緑資源幹線林道事業の名称を用いていきたいと考えている旨説明しました。
 議事に入り、はじめに、事務局から今年度の期中評価の進め方について説明し、11月末頃をめどに委員会としての結論を得る方向で委員会を運営することなどが了承されました。
 つぎに、事務局から今年度期中評価を実施する5路線について
@ 路線の概要
A 路線周辺における森林・林業情勢等
B 路線内の着工中区間の周辺における森林・林業情勢、農山村の状況その他の社会経済情勢
C 地元の意向
D 事業コスト縮減の状況
について説明し、質疑応答を行いました。
 これに対し、委員から
@ 平取・えりも線様似・えりも区間については、ナキウサギの新たな生息情報がもたらされているとのことだが、すみやかに追加的な調査を行うとともに、地元の要望など社会的な観点と併せて検討すべきではないか。
A 八戸・川内線、米沢・下郷線及び粟倉・木屋原線については、いずれも着工中の区間の進捗率が9割以上であり、また、特段の問題も見られないことから、このまま着工中の区間の完成をめざすべきではないか。
B 環境保全の取組として、小動物の移動を容易にするためにスロープ付き側溝を採用しているが、より効果的な工法を検討すべきではないか。
などの意見がありました。
 各区間とも第2回以降の委員会で引き続き検討することになりました。
 また、第2回委員会に先立ち、現地調査及び地元等意見聴取を北海道で実施することになりました。
 つぎに、事務局から、これまで実施してきた文書による地元道県、市町村等への意見照会に加え、いわゆるパブリック・コメント手続を準用した書面による意見の募集を行うことを提案し、検討の結果、事務局が再度案を作成したうえで、委員会において引き続き検討することになりました。

問合せ先
林野庁森林整備部整備課 瀬戸、洞下
TEL 03-3502-8111(代表)内線6251、6254
   03-3581-1032(直通)

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