「モントリオール・プロセス」について
 
1 1992年の地球サミットにおいて採択された「森林原則声明」や「アジェンダ21」第11章を受け、国レベルの森林経営の持続可能性を評価するための基準・指標の取組が活発化
2 わが国は米国、カナダ、中国等欧州以外の他の温帯林諸国とともに1993年よりモントリオール・プロセスの活動に参加し、基準・指標の策定を開始
3 モントリオール・プロセス各国は1995年に「サンティアゴ宣言」を採択し、持続可能な森林経営のための7基準67指標(別紙参照)に合意
4 モントリオール・プロセスにおいて、基準・指標の適用に向けた各国の取組の現状や各指標に係るデータ報告の可能性の見込み等をとりまとめた報告書を1997年及び2000年に作成・公表
5 モントリオール・プロセス各国は、1998年の第10回ワーキング・グループ会合において、国レベルにおける森林経営の持続可能性の現状を報告するため、7基準67指標を用いた国別報告書を2003年に策定・公表することを決定し、フォーマットの作成、用語の定義付け等に関する協議を開始
6 本年(2003年)9月にケベック・シティー(カナダ)で行われる第12回世界林業会議において、各国の国別森林レポートの公表を含め、モントリオール・プロセスの取組を紹介するためのサイド・イベントを開催の予定
 
(参考)現時点におけるモントリオール・プロセス参加国(12ヶ国)
アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、チリ、中国、日本、韓国、
メキシコ、ニュージーランド、ロシア、ウルグアイ、米国
(事務局:カナダ天然資源省森林局)
 

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