１．第３４回国際熱帯木材機関（ＩＴＴＯ）理事会は、５月１２日（月）から５月１７日（土）までの６日間、パナマにおいて開催される。

２．理事会には、マレイシア、ブラジル、ガボン等の熱帯木材生産国 （加盟国３１カ国）及び日本、米国、スイス等の消費国（加盟国２５カ国とＥＵ）の代表のほか、オブザーバーとして関係国際機関、木材業界団体、環境ＮＧＯ（非政府機関）等の参加が予定されている。我が国からは、林野庁、外務省から成る政府代表団が出席する。

３．今次理事会の議題のうち、主なものは次のとおりである。

（１）持続可能な森林経営達成に向けた手段として熱帯木材生産国における森林認証への段階的アプローチの潜在的役割

（２）持続可能な木材生産・貿易と森林法の施行

（３）熱帯木材のマーケット・アクセスに影響を及ぼす関連事項の情報収集・分析に関する報告

（４）プロジェクトのフォーミュレーションと評価を改善する方法

（５）経済情報・市場情報、造林・森林経営、林産業各常設委員会に係る新たなプロジェクト案の審議、承認

４．また、理事会に引き続き、５月１９日（月）から５月２１日（水）の３日間、国際熱帯木材協定の改定に向けた準備会合が開催され、改定交渉の進め方等についての協議が予定されている。

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