平成15年1月20日
林  野  庁

平成14年度第5回大規模林道事業期中評価委員会の議事概要について

1 日 時  平成15年1月17日(金)13:30〜17:00

2 場 所  砂防会館「立山」

3 議 題  @ 完了後の評価の基本的考え方について

A 完了後の評価の対象路線の状況について ほか

4 議事概要
 今回の委員会では、大規模林道を対象とした完了後の評価に初めて取り組むことから、まず、「大規模林業評価の完了後の評価の基本的考え方」の案を事務局から提示し、説明を行いました。

 これに対し、委員から、
@ 「交通量」は、林道の効果の概念としては狭いので「利用状況」とすべきである。
A 林内路網の整備状況は、当該事業の効果として重要なので、明記すべきである。
B 環境の変化については、評価の視点の一つなので、明記すべきである。
などの意見がありました。

 質疑応答の結果、「基本的考え方」については、委員の意見を踏まえ必要な修正を行うことを前提に了承されました。

 引き続き、今回の完了後の評価の対象となる「東津野・城川線」について、事業効果の発現状況、路線の管理状況等を事務局から説明しました。

 これに対し、委員から、
@ 受益地の状況の説明が中心となっているが、地域全体を見るという視点が必要ではないか。
A 開設前と現在の比較だけではなく、完成直後と現在を比較することも重要ではないか。
B 作業道が延伸されたことや木材加工施設が増加したことなどについて、数値だけではなく、その理由を考察することが必要ではないか。
C 梼原町内における、林業専業従事者確保に関する具体的な取組状況は、どのようなものなのか。
などの意見・質問がありました。

 質疑応答の結果、今後、現地調査を実施するとともに、次回の委員会において更に検討を行い、委員会としての結論を取りまとめることになりました。


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