参 考

第1回検討会(平成14年5月31日開催)

 主な発言内容

○技術開発目標の検討に当たっては、コストの観点からの検討を加えるべき。
○木材の住宅への利用拡大については、耐火の課題等、材料サイドの取組だけでは進みにくい課題もある。住宅の課題そのものにもう少し踏み込んで検討すべき。
○木造住宅の良さを十分に説明すれば、消費者は木造住宅を選択する。木材の良さが理解されるためにどのようなデータが不足しているか、科学的に明らかにすべき。
○木材利用の推進、また、その中でも特にスギ問題のように、戦略的な課題、緊急な課題等に分けて検討を進めるべき。
○緊急な課題では、当該技術開発が短期間で可能か否かの見極めが重要。
○加工機械については、得意分野を持つ企業のグループ化による開発の取組が必要。
○JAS規格ではカバーできない新たな木質資材が開発・製品化している。新たな木質資材の規格化をどう進めていくべきか、検討すべき。

第2回検討会(平成14年7月3日開催)

 主な発言内容

○製材品の曲げヤング係数等の客観的なデータや生産地等の情報を積極的に示すことが重要。
○木材乾燥では、乾燥割れと強度の問題、含水率と測定精度の問題等について、コストを含めさらに検討すべき。
○加工機械の価格は、原木をヤング係数や曲がりで区分して専用機で加工するなどの統合したシステムで考えれば、もっと低下させることが可能。
○部材寸法は地方毎に相当の種類になっているのが実態。住宅の外装材は、木材を大量に使える可能性。改修時に規格寸法があればメンテ等においても有利。
○JAS規格にユーザーが何を求めているかの分析が必要、それに応えることがJAS製品の普及には重要。
○建設リサイクル法の施行に伴い、廃棄物問題に木材産業も積極的に対応することが重要。
○戦略的なとりまとめが必要。


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