1 国産材(丸太)

製材用丸太の需要(工場入荷量)は、平成14年第3四半期250万m程度(対前年同期比95.9%)、第4四半期は290万m程度(対前年同期比94.4%)になるものと見通される。

2 米材

(1)丸太

需要(港頭出荷量)は、平成14年第3四半期は95万m程度(対前年同期比97.5%)、第4四半期は95万m程度(対前年同期比94.2%)になるものと見通される。
供給(港頭入荷量)は、需要の動向を反映したものとなり、平成14年第3四半期は93万m程度(対前年同期比96.8%)、第4四半期は93万m程度(対前年同期比99.1%)になるものと見通される。

(2)製材品

需要(港頭出荷量)は、平成14年第3四半期は78万m程度(対前年同期比96.1%)、第4四半期は80万m程度(対前年同期比97.8%)になるものと見通される。
供給(港頭入荷量)は、需要の動向を反映したものとなり、平成14年第3四半期76万m程度(対前年同期比98.8%)、第4四半期78万m程度(対前年同期比97.7%)になるものと見通される。

3 欧州材

(1)丸太

供給(通関ベース)は、平成14年第3四半期及び第4四半期とも2万m程度になるものと見通される。

(2)製材品

供給(通関ベース)は、平成14年第3四半期は54万m程度(対前年同期比100.6%)、第4四半期は57万m程度(対前年同期比112.4%)になるものと見通される。

4 南洋材

(1)丸太

製材用丸太の需要(港頭出荷量)は、平成14年第3四半期及び第4四半期とも4.5万m程度になるものと見通される。
また、合板用丸太の需要は、合板工場の減少、合板原料の針葉樹化等から、平成14年第3四半期は39万m程度(対前年同期比86.9%)、第4四半期は38万m程度(対前年同期比85.4%)になるものと見通される。
この結果、製材用、合板用を合わせた丸太の供給(港頭入荷量)は、需要の動向を反映したものとなり、平成14年第3四半期は41万m程度(対前年同期比86.9%)、第4四半期は40万m程度(対前年同期比84.7%)になるものと見通される。

(2)製材品

需要(港頭出荷量)は、平成14年第3四半期は20万m程度(対前年同期比90.5%)、第4四半期は19万m程度(対前年同期比91.8%)になるものと見通される。
供給(港頭入荷量)は、需要の動向を反映したものとなり、平成14年第3四半期は20万m程度(対前年同期比91.3%)、第4四半期は20万m程度(対前年同期比95.7%)になるものと見通される。

5 アフリカ材(丸太)

需要(港頭出荷量)は、製材用、合板用計で、平成14年第3四半期は、3.1万m程度、第4四半期は3.2万m程度になるものと見通される。
供給(港頭入荷量)は、需要の動向を反映したものとなり、平成14年第3四半期及び第4四半期とも3万m程度になるものと見通される。

6 北洋材

(1)丸太

需要(港頭出荷量)は、丸太価格の低下、国内の合板原料の針葉樹化等から、平成14年第3四半期は120万m(対前年同期比99.3%)、第4四半期は120万m程度(対前年同期比103.8%)になるものと見通される。
供給(港頭入荷量)は、中国との競合はあるものの、平成14年第3四半期 は100万m程度(対前年同期比103.8%)、第4四半期は105万m程度(対前年同期比101.5%)になるものと見通される。

(2)製材品

供給(港頭入荷量)は、産地の出荷意欲を反映したものとなり、平成14年 第3四半期は15万m程度(対前年同期比114.5%)、第4四半期は17万m 程度(対前年同期比118.1%)になるものと見通される。

7 ニュージーランド・チリ材

(1)丸太

需要(港頭出荷量)は、合板原料の針葉樹化等から、平成14年第3四半期 は39万m程度(対前年同期比103.7%)、第4四半期は、41万m程度(対前 年同期比111.1%)になるものと見通される。
供給(港頭入荷量)は、需要の動向を反映したものとなり、平成14年第3四半期は40.3万m程度(対前年同期比96.9%)、第4四半期は42.3万m程度(対前年同期比123.0%)になるものと見通される。

(2)製材品

需要(港頭出荷量)は、平成14年第3四半期は14万m程度(対前年同期比104.5%)、第4四半期は17万m程度(対前年同期比121.4%)になるものと見通される。
供給(港頭入荷量)は、平成14年第3四半期は15万m程度(対前年同期比102.7%)、第4四半期は17万m程度(対前年同期比114.1%)になるものと見通される。

8 合板

国産合板と輸入合板を合わせた総需要量は、平成14年第3四半期は176万m程度(対前年同期比96.5%)、第4四半期は183万m程度(対前年同期 比80.3%)になるものと見通される。
国産合板と輸入合板を合わせた総供給量は、産地国の事情等から、平成14年第3四半期は178万m程度(対前年同期比96.2%)、第4四半期は183万m程度(対前年同期比98.4%)になるものと見通される。

9 構造用集成材

国産集成材と輸入集成材を合わせた総供給量は、安定した品質・性能に対する需要者側のニーズを反映して、平成14年第3四半期は34.9万m程度(対前年同期比112.6%)、第4四半期は35.9万m程度(対前年同期比105.0%)になるものと見通される。


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