平成14年11月14日
林   野   庁

平成14年度第3回水源林造成事業期中評価委員会の議事概要について

1 日  時 平成14年11月13日(水)11:00〜15:30

2 場  所 鳴子ビューホテル「松籟」  

3 議  題

@ 水源林造成事業の対象地、施業方法等について
A 期中評価実施地区の状況について
B 項目別取りまとめ表(案)について ほか

4 議事概要

 今回の委員会では、はじめに、水源林造成事業の対象地、施業方法等について整理し直した資料について事務局から説明し、了承されました。
つぎに、生育状況等に問題があると疑われる事業地において典型的な事例を選定し、現地調査を実施した結果について、第2回委員会に引き続き事務局から説明するとともに、期中評価委員会検討資料及び委員の意見を取りまとめる「項目別取りまとめ表」の案を事務局から提示し、説明を行いました。

 これに対し、委員から、
@ 造成コストについては、業務管理費を除いたコストで議論しているが、少なくとも事業全体で議論する必要があるのではないか。
A 「項目別取りまとめ表」のうち「事業コスト縮減の可能性」等の項目については、
 ア 当該期中評価実施地区における事業コスト縮減の可能性
イ 当該期中評価実施地区における今後の施業方法
 ウ 今後契約を締結する箇所などの取扱いに当たって参考とすべき事項 について整理すべきではないか。
B 枝打については、コスト高の一因となっていることから、今後の取扱いについて明らかにする必要があるのではないか。
C 各種被害については、雪害等でひとくくりにするのではなく、原因ごとに列記すべきではないか。
D 災害に強い森林の造成に努める旨を記述する場合には、具体的な対処方策を示す必要がある。
などの意見がありました。

 「項目別取りまとめ表」については、委員の意見に基づき事務局が修正を加え、次回の委員会で引き続き検討することになりました。
 最後に、期中評価委員会における結論の方向性について議論を行い、期中評価実施地区のうち、
ア 広葉樹化した林分や生育が低位である林分が一定程度認められる地区については、それらについて事業内容を一部見直すこととする。
イ その他の地区については継続とし、必要に応じて当面留意すべき事項を示す。 方向で、事務局が具体的な文案を作成し、次回の委員会で検討することになりました。  

問合せ先
林野庁森林整備部整備課 井上、洞下(ほらげ)
TEL 03-3502-8111(代表)内線6251、6254
  03-3581-1032(直通) 


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