平成14年11月6日
林   野   庁

平成14年度第2回水源林造成事業期中評価委員会の議事概要について

1 日  時 平成14年11月5日(火)13:30〜17:00

2 場  所 KKRホテル東京「白鳥」  

3 議  題 

@ 水源林造成事業の対象地、施業方法等について
A 期中評価実施地区の状況について
B 都市住民を対象としたアンケート(案)について ほか  

4 議事概要

今回の委員会では、はじめに、@水源林造成事業の対象地、施業方法等、A水源林造成事業の見直しと分収造林契約について整理した資料について事務局から説明しました。
これに対し、@の資料の表現ぶりを修正すべきとの意見があり、修正を加えた上で次回再度資料を提出することになりました。
つぎに、48の期中評価実施地区における、
@ 生育状況、造成コスト
A 生育状況等に問題があると疑われる事業地の面積
B Aに該当する事業地において典型的な事例を選定して現地調査を実施した結果
C 事業地及び周辺における未立木地、不在村者所有森林の推移
D 下流のダム、簡易水道施設の状況 等について事務局から説明しました。
 これに対し、委員から、
@ 広葉樹林化した林分でも、水源かん養機能は果たしていると考えられるので、造成コストをこれ以上かけないようにして管理していくべきではないか。
A 植栽木の生育が低位にある林分でも、水源かん養機能の発揮のために、除伐などの手入れは必要ではないか。
B 補植を実施した結果、下刈り回数が多くなりコスト高となった事例があるが、補植を何回も行うのではなく、後から侵入する天然生広葉樹等を生かすという方法も今後考えるべきではないか。
などの意見がありました。
 今回は、事務局からの説明が中心となり、各地区とも第3回以降の委員会で引き続き検討することになりました。
 つぎに、地元及び都市住民の意向をアンケート調査により把握する方法について事務局から案を説明し、若干の修正を加えた上で調査を実施することになりました  

問合せ先
林野庁森林整備部整備課 井上、洞下(ほらげ)
TEL 03-3502-8111(代表)内線6251、6254
  03-3581-1032(直通) 


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