平成14年10月17日
林 野 庁

第2回林業普及指導事業の在り方に関する懇談会の概要について

1.日 時  平成14年10月15日(火) 13:30〜16:30

2.研究普及課長挨拶

3.資料説明と意見交換

関係資料について事務局から説明を行い、その後、各委員から発言。
主な意見は次のとおり。

○AG等の活動内容、普及指導事業が林業の振興等にどれだけ機能しているのかということを林家等関係者が十分知らないのではないか。
○普及指導職員の配置は専任にしてほしい。
○林家等の意見を踏まえ、普及指導職員はどのような役割を果たすべきなのか、端的に示すべき。
○普及は人と人をつなぐ事業であり、普及対象の林家等に普及指導事業の存在感を認められるものでなければならない。
 現在のSP、AGは存在感が薄いのではないか。存在感があるようにしなければならない。
○林家の立場からAG等に望むものは、技術指導である。
 先進地の技術習得のための研修の実施等により、技術の向上に努めて頂きたい。
○林家は地域のことは分かっているが、全国レベルでの視野となると弱いところがある。AGから全国レベルでの林業技術のノウハウを教えて頂きたい。
 SP・AGを対象に実施している森林技術総合研修所での研修成果を活かして研修で得た知識を林家に伝えて頂きたい。
○技術の普及等について実力を備えた普及指導職員が必要と考える。そのためには、それをささえる在任期間の長期化等の勤務形態の検討も必要ではないか。
○普及指導事業の創設当初は、知識を必要とする人がいて、それを受け入れるという流れがあった。今は情報が得られることによって出来ること、反対に情報が得られても出来ないこともある。このような状況の中で普及の対象をどうするのかが一番の大きなテーマと考える。      

お問い合わせ先
林野庁 研究普及課 
普及教育班 田中、富岡
tel:03-3501-3845(直通)
tel:03-3502-8111(内6361)


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