プレスリリース
 

平成13年9月20日
林   野   庁

平成13年度第2回大規模林道事業再評価委員会の開催について

 9月19日に、平成13年度第2回大規模林道事業再評価委員会が開催されましたので、お知らせいたします。
今回の委員会は、今年度再評価を実施する9区間のうち、岩手県以北の4区間について、事務局から、
@ 区間の概要(進捗状況、森林・林業・林産業の状況、自然環境を巡る状況等)
A 再評価の視点(林業生産活動の見通し、地域振興への貢献、周辺道路網との整合性、コスト縮減への取組、環境保全のための取組、地元意見等) について説明し、質疑応答を行いました。
 なお、今回の審議は、事務局からの説明が中心であり、各区間とも、第3回以降の再評価委員会において引き続き検討することになりました。
 委員の主な発言等は下記のとおりです。

1 日  時:平成13年9月19日(水) 午後1時30分〜5時

2 場  所:ホテルルポール麹町(麹町会館)

3 議  題:@ 平成13年度再評価実施区間(注)の概要と再評価の視点について

A 特殊法人改革を巡る情勢について(報告) ほか
(注) 静内・三石区間(北海道)、葛巻・浄法寺区間(岩手県)、浄法寺・田子区間(青森県・岩手県)、横沢・荒川区間(岩手県)

4 主な発言:

@ 静内・三石区間

・ う回路としての効果が期待される。

・ 周辺にバーク堆肥工場があり、林業と畜産業との連携が期待できるのではないか。

A 葛巻・浄法寺区間

・ 猛禽類への対応について、適切な措置を講ずることとしているが、具体的に説明できるようにすべきである。

・ 地元から、一部を公道利用区間に変更したいという要望がある。これは、効果の早期発現を望んでいることの表れではないか。

B 浄法寺・田子区間

・ 人工林率が高く、大規模林道の開設効果は高い。

・ 青森県の木材が岩手県へ流通しやすくなることの効果は大きい。

C 横沢・荒川区間

・ 公団が行った路線検討会の検討結果は重要である。

・ 費用対効果の検討については、単発の数値よりもまず評価の考え方や項目を体系だてて示してほしい。      


 問合せ先
 林野庁基盤整備課 監査官  井上達也
          課長補佐 洞下健一
 電話(代)03-3502-8111(内6251、6254)
    (直)03-3581-1032