プレスリリース
 

平成13年8月31日

林 野 庁

   

平成12年度松くい虫被害について

1 平成12年度の松くい虫被害量は約84万m3 で、前年度と比較すると約17%の増加となった。

2 被害は前年度と同様、北海道、青森県を除く45都府県で発生しており、その内訳は別表のとおりである。

3 被害量が増加した原因としては、平成12年度における夏期(6〜8月)の気象条件が平年に比べ高温かつ少雨であったことによるものとみられる。

4 なお、地域的には夏期の高温少雨の影響等が大きかった東北、関東、北陸、近畿をはじめとして、以下の全国
17府県で被害量が前年度より20%以上増加している。

(東 北)岩手、秋田、山形

(関 東)茨城、埼玉

(北 陸)新潟、富山、石川、福井

(近 畿)京都、大阪、奈良

(その他)岐阜、鳥取、徳島、香川、福岡

別表 松くい虫被害の推移(PDF)

参考 松くい虫被害量(被害材積)の推移(PDF)

         

問い合わせ先
  林野庁森林保全課
   森林保護対策室保護指導班(小島・加藤)
       電話(代表)(03)3502-8111
        (内線 6214
         (直通)(03)3502-1063