プレスリリース
平成13年5月31日
林 野 庁
「森林整備に関する新たな国民支援の推進手法に関する研究会」の概要(第5回)
1 日 時:平成13年5月30日(水)14時00分〜16時00分
2 場 所:農林水産省(3階)第1特別会議室
3 委員の主な発言内容
研究会においては、林野庁から資料(資料1:森林整備の費用負担と森林整備コストの現状、資料2:国民参加の森林づくりの現状、資料3:目的税等財源措置をめぐる動向、資料4:森林の公益的機能と森林施業及び間伐コスト等)の説明を行い、その後議論を行った。委員の主な発言内容は次のとおり。
○ 水源のかん養機能、国土保全機能は、我が国の森林が急峻で降雨が多いことを考えると一体的にとらえるべきではないか。
○ 公益的機能の発揮に向けた森林整備について、そのコストをどうとらえるのか。複層林等の導入移行コストなのか、施業面のかかり増しコストなのか、整理して考えるべき。
○ 森林整備コストに対する財政的な支援という面だけでなく、広い意味での国民支援を求める観点からの対策も整理すべき。
○ 森林は維持するだけでもコストがかかる。森林維持コストをいかに負担するかも考えるべき。
○ 新しい基本政策の下で、どのような森林整備を、どのように見直し、それに応じてどのようなコストがかかり、その結果、どのような便益が国民に及ぶのかを分かり易く整理することが国民的な理解を得る上で重要。
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