プレスリリース
平成13年5月16日
林 野 庁
平成13年度山地災害防止キャンペーンを下記により実施することとしたので、お知らせします。
1.目 的
近年山地災害が多発する傾向にあり、人命・財産に多大な被害が及んで いることから、山地災害に対する国民の関心は著しく高まっているところである。
このような状況の中、これまで、山地災害危険地の住民への周知、山地災害に関する情報の伝達等を通じて、地域住民への防災意識の高揚に努めてきたところであるが、梅雨前線等の活動による豪雨災害や台風災害等により甚大な被害が依然発生しているところである。
特に昨年は、3月の有珠山噴火災害、6月からの三宅島噴火災害及び新島・神津島地震災害、10月の鳥取県西部地震災害など特異な災害が相次いで発生するとともに、9月の秋雨前線豪雨災害では愛知県、岐阜県等の東海地方を中心に人命、家屋、農地等に甚大な被害が発生し、地域住民の生活や経済活動に深刻な打撃を与えた。
これらのことから、今年も山地災害に対する危機管理体制の整備強化を進めるとともに、山地災害の未然防止に関する地域住民等への周知徹底、注意喚起、及び森林土木工事における安全確保を図るための運動を一層推進し、防災意識の高揚に資することとする。2.実施期間
平成13年5月20日(日)〜平成12年6月30日(土)
3.実施主体
林野庁、都道府県、市町村
4.主な実施内容
・ポスターの掲示、パンフレットの配布等の広報活動の推進
・人家及び災害弱者関連施設等公共施設の周辺を重点とした山地防災パトロールの実施等
・防災、避難訓練の実施等
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