プレスリリース
平成１３年４月４日
林 野 庁
「平成１３年木材（用材）需給見通し」について
林野庁は、平成１３年３月２９日に木材需給対策中央協議会を開催し、「平成１３年木材（用材）需給見通し」を別添のとおり作成した。
その概要は、次のとおりである。
問い合わせ先
林野庁林政部木材課
〒100-8952東京都千代田区霞ヶ関1-2-1
TFL(03)3502-8111(代)FAX(03)3502-0305
(03)3591-5794（直通）
担当：需給情報班
角(すみ)、伊藤［内線6178、6181］
平成１３年木材（用材）需給見通し
１ 需 要
総需要量は、部門ごとに増減はあるものの、全体としては、前年をやや下回る９，８８２万ｍ３ 程度（対前年比９８．９％）になるものと見通される。
製材用及び合板用の需要は、平成１３年新設住宅着工戸数が、前年より減少すると見通されることから、前年を下回るものと見通される。
パルプ・チップ用については、紙・板紙生産量が前年よりやや増加すると見込まれることから、前年を若干上回るものと見通される。
その他用（集成材等）については、新設住宅着工戸数の減少が見込まれるものの、安定した品質が求められるなか、前年を上回るものと見通される。
２ 供 給
国産材は１，７８６万ｍ３程度（対前年比９７．０％）、輸入材は８，０９６万ｍ３程度（対前年比９９．３％）になるものと見通される。
輸入材の供給では、丸太は産地国の製材品シフトに伴い、引き続き減少するものと見通しされる。製材品は欧州材等の増加が見込まれるが、全体としては前年並みになるものと見通される。
また、輸入合板については、需要に応じた供給の観点から減少するものと見通される。