プレスリリース
 

                         平成13年4月11日

                      林 野 庁

第1回森林の多様な機能の持続的な発揮を図る観点からの山村の活性化方策と集落整備に関する検討会の開催について

第1回森林の多様な機能の持続的な発揮を図る観点からの山村の活性化方策と集落整備に関する検討会が下記のとおり開催される予定です。

1 日 時   4月12日(木)  14:00〜


2 場 所   農林水産省第1特別会議室

                            ※冒頭のみカメラ撮り可


問い合わせ先:林野庁計画課 池田、金谷
  (代表)03-3502-8111(内線6207、6208)
  (夜間)03-3502-0048
 


     

森林の多様な機能の持続的な発揮を図る観点からの山村
の活性化方策と集落整備に関する検討会について 
  

1.趣旨

山村は、その多くが森林に覆われ林業就業者等による日常的な森林の管理や林業生産活動によって、森林の多様な機能の発揮、安全で豊かな国土の形成に重要な役割を果たしてきた。
しかしながら、山村を取り巻く状況をみると、過疎化・高齢化の進行、主要産業である農林業の低迷等大変厳しい状況におかれており、このまま推移すれば担い手不足等から、管理の不十分な森林が増加し、国土の保全、清浄な水や空気の提供等山村が担ってきた多様な機能の発揮に支障が生じることが懸念されている。
このため、各方面の有識者からなる林野庁長官の私的懇談会を開催し、新たな森林・林業政策の展開方向を踏まえつつ、森林の多様な機能の持続的な発揮を図る観点から、将来的な山村の果たすべき役割を明らかにするとともに、山村の活性化方策を検討するものである。

2.検討項目

@ 森林の適正な管理を図る上での将来的な山村の役割、位置づけ
A 林家及び林業従事者の就労実態等を踏まえた集落整備のあり方
B 山村の活性化方策のあり方

3.検討会委員

別紙のとおり

4.検討会の開催予定

第1回 4月 森林、林業、山村の現状と問題点

第2回 5月 山村の実態、将来展望についてヒアリング

第3回 6月         〃   

第4回 6月 将来的な山村の役割、集落整備のあり方の検討

第5回 7月 山村の活性化方策のあり方の検討

第6回 8月 中間報告案の検討

12月 最終報告


5.その他

検討会の議事要旨については原則として公開するものとし、最終報告のとりまとめまでにインターネットで広く意見を聴取する。    


別紙  

森林の多様な機能の持続的な発揮を図る観点からの山村
の活性化方策と集落整備に関する検討会委員 
    


氏  名

所        属

上 松 寛 茂

奥 田 裕 規

小田切徳美

田島信太郎

田 端 光 美

中 越 武 義

三 井 昭 二

三 井 嗣 郎

吉 田 勝 男


 

共同通信社メディア局編集部次長職    
                   
森林総合研究所東北支所山村活性化チーム長
                    
東京大学大学院農学生命科学研究科助教授
                        林業経営者(大分県中津江村)     
                   
元日本女子大学人間社会学部教授                      

高知県檮原町長            
                       三重大学生物資源学部教授       
                   
全国山村振興連盟常務理事                     
宮崎県林務部次長