平成13年11月14日
林 野 庁
11月13日に、平成13年度第4回大規模林道事業再評価委員会が開催されましたので、お知らせいたします。
今回の委員会は、第3回の再評価委員会において委員から指摘や質問のあった事項等について、事務局から現状、対処方針等を説明するとともに、これまでの委員会資料及び委員の意見の取りまとめにかかりました。
その結果、委員会としての再評価結果がほぼ決定した区間と、なお検討を要するとされた区間がありますが、いずれについても、第5回の再評価委員会において更に検討を行った上で、委員会としての再評価結果を最終的に決定することになりました。
委員の主な発言等は下記のとおりです。
1 日 時:平成13年11月13日(火) 午後1時30分〜5時
2 場 所:都道府県会館
3 議 題:
@ 平成13年度再評価実施区間の区間別指摘事項と現状等について
A 平成13年度再評価実施区間の項目別とりまとめについて ほか4 主な発言:
○ 林道の効果については、具体的に計算できる部分と、計算できない部分があると認識すべきである。
○ 大規模林道の開設によって林業労働力の融通性が向上することについて、具体的に示すべきである。
○ 葛巻・浄法寺区間、清水・三原区間や池川・吾北区間については、貴重動物の生息という現状だけが示されているが、対応策を示すべきである。
○ 横沢・荒川区間については、防災・安全や自然環境の保全について、具体的に検討した対応策を整理して示すべきである。
○ 小岩道・鳥越区間については、貴重動植物に関する環境調査の結果と県のレッドデータブック作成時のデータを照合した上で対応策を示すべきである。
○ 池川・吾北区間については、早期完成のため地元が変更計画案を提案しているが、評価すべきである。
○ 泉・五木区間については、猛禽類への影響について次回の委員会で更に対応策を検討することが必要である。
問合せ先
林野庁整備課 監査官 井上達也
課長補佐 洞下健一
電話(代)03-3502-8111(内6251、6254)
(直)03-3581-1032