平成13年11月28日
林    野    庁

 

 

「新たな林政における森林組合のあり方に関する検討会」の開催について
(第8回議事概要)

 

 

1 日 時  平成13年11月27日(火)  13:30〜15:30

2 場 所  農林水産省第6共用会議室

3 議 題

(1)報告書案について

(2)その他

<検討会の内容>

 事務局より、第7回の検討会の意見を踏まえ、修文した報告書(案)を説明した上で、以下のような意見があった。最終的な報告書の取りまとめについては、今回の意見も踏まえ、座長一任とすることとなった。

<委員の主な意見>

○ 森林組合制度に関しては、抜本的改革が必要と考えているが、今回の検討会の論議の検討をワンステップとして、系統自体も自らの取り組みについて方針を出すことが必要。

○ 各森林組合を適切に経営していくためには、トップが理念をもって引っ張っていくことが重要。

○ 今後、各森林組合を活性化させ、能動的に運営していく方策を作り上げるためには、末端の組合の意見も上にあげていかなければならない。時間はかかるが、十分な検討が必要。

○ 検討の視点として、公益的性格を高めることが記述されているが、系統もこのことを十分踏まえ、系統自身の問題として検討して欲しい。

○ 合併する際には、反対でも意見する者はまだましで、総会に出席しない者もいる。運営上の問題として、そのような森林組合に関心のない者を除いた実質的な加入率を把握することが必要。

○ 作業従事者(作業班)の新たな呼び方については、横文字ばかりでなく、日本語の案も検討して欲しい。

○ 森林法改正で、森林組合以外の林業事業体も森林施業計画の作成主体や造林補助事業の事業主体となることができる。このような状況の中で、森林組合は森林管理の担い手としての一層の自覚をもち、今まで以上の取り組みを行うことが重要。  

 

 

 問い合わせ先:林野庁経営課 秋元、近藤、金子
 (代表)03-3502-8111(内線6117,6118,6119)
 (夜間)03-3501-3810
 


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