プレスリリース
平成13年10月1日
林 野 庁
林野庁は、平成13年9月26日に木材需給対策中央協議会予測部会を開催し、「主要木材の短期需給見通し」(平成13年第4四半期及び平成14年第 1四半期)を別添のとおり作成した。
その概要は、次のとおりである。
問い合わせ先
林野庁林政部木材課
〒100-8952東京都千代田区霞ヶ関1-2-1
TEL(03)3502-8111(代)FAX(03)3502-0305
(03)3591-5794(直通)
担当:需給情報班
角、伊藤[内線6178、6181]
製材用丸太の需要(工場入荷量)は、新設住宅着工戸数が前年を下回ると見込まれることなどから、平成13年第4四半期330万m3程度(対前年同期比95.9%)、平成14年第1四半期は290万m3程度(対前年同期比98.0%)になるものと見通される。
平成13年の需要総量は1,189万m3程度(対前年比91.3%)になる見通 しである。
(1)丸太
需要(港頭出荷量)は、新設住宅着工戸数が前年を下回ると見込まれることなどから、平成13年第4四半期は105万m3程度(対前年同期比89.3%)、平成14年第1四半期は105万m3程度(対前年同期比94.1%)になるものと見通される。
平成13年の需要総量は424万m3程度(対前年比89.9%)になる見通しである。
供給(港頭入荷量)は、需要動向を反映したものとなり、平成13年第4四半期は100万m3程度(対前年同期比82.2%)、平成14年第1四半期は105万m3 程度(対前年同期比93.9%)になるものと見通される。
平成13年の供給総量は408万m3程度(対前年比87.3%)になる見通しである。(2)製材品
需要(港頭出荷量)は、新設住宅着工戸数が前年を下回ると見込まれることなどから、平成13年第4四半期は95万m3程度(対前年同期比87.6%)、平成14年第1四半期は95万m3程度(対前年同期比99.4%)になるものと見通される。
平成13年の需要総量は379万m3程度(対前年比87.7%)になる見通しである。
供給(港頭入荷量)は、需要動向を反映したものとなり、平成13年第4四半期90万m3程度(対前年同期比83.4%)、平成14年第1四半期95万m3程度(対前年同期比93.7%)になるものと見通される。
平成13年の供給総量は371万m3程度(対前年比85.7%)になる見通しで ある。
(1)丸太
供給(通関ベース)は、平成13年第4四半期2万m3程度、平成14年第1四半期2万m3程度の入荷になるものと見通される。
平成13年の供給総量は10万m3程度になる見通しである。(2)製材品
供給(通関ベース)は、新設住宅着工戸数の減少が見込まれるものの、KD材で、品質が安定していることなどから需要の増加を受けて、平成13年第4四半期は57万m3程度(対前年同期比102.2%)、平成14年第1四半期は60万m3程度(対前年同期比103.1%)になるものと見通される。
平成13年の供給総量は237万m3程度(対前年比107.8%)になる見通しである。
(1)丸太
製材用丸太の需要(港頭出荷量)は、産地における良質材の減少、製品輸出への転換等から、平成13年第4四半期は6万m3程度(対前年同期比80.0%)、平成14年第1四半期は5万m3程度(対前年同期比82.0%)になるものと見通される。
また、合板用丸太の需要は、合板工場の減少、合板原料の針葉樹への転換等から、平成13年第4四半期は51万m3程度(対前年同期比78.0%)、平成14年第1四半期は49万m3程度(対前年同期比81.1%)になるものと見通される。
平成13年の製材用、合板用を合わせた丸太需要総量は234万m3程度(対前年比77.0%)になる見通しである。
一方、製材用、合板用を合わせた丸太の供給(港頭入荷量)は、需要動向を反映したものとなり、平成13年第4四半期は52万m3程度(対前年同期比71.4%)、平成14年第1四半期は50万m3程度(対前年同期比85.0%)になるものと見通される。
平成13年の供給総量は211万m3程度(対前年比69.4%)になる見通しである。(2)製材品
需要(港頭出荷量)は、新設住宅着工戸数が前年を下回ると見込まれることなどから、平成13年第4四半期は23万m3程度(対前年同期比98.3%)、平成14年第1四半期は22万m3程度(対前年同期比99.5%)になるものと見通される。
平成13年の需要総量は90万m3程度(対前年比94.8%)になる見通しである。
供給(港頭入荷量)は、需要動向を反映したものとなり、平成13年第4四半期は22万m3程度(対前年同期比94.4%)、平成14年第1四半期は22万m3程度(対前年同期比100.9%)になるものと見通される。
平成13年の供給総量は89万m3程度(対前年比91.8%)になる見通しである。
需要(港頭出荷量)は、製材用、合板用計で、平成13年第4四半期は、4.7万m3程度(対前年同期比75.8%)、平成14年第1四半期は4.7万m3程度(対前年同期比79.7%)になるものと見通される。
平成13年の需要総量は21万m3程度(対前年比88.9%)になる見通しである。
供給(港頭入荷量)は、平成13年第4四半期5万m3程度(対前年同期比89.3%)、平成14年第1四半期5万m3程度(対前年同期比57.5%)になるものと見通される。
平成13年の供給総量は22万m3程度(対前年比95.2%)になる見通しである。
(1)丸太
需要(港頭出荷量)は、合板の針葉樹化があるものの、新設住宅着工戸数の減少が見込まれることなどから、平成13年第4四半期は125万m3(対前年同期比92.0%)、平成14年第1四半期は130万m3程度(対前年同期比102.0%)になるものと見通される。
平成13年の需要総量は519万m3程度(対前年比90.6%)になる見通しである。
供給(港頭入荷量)は、需要動向を反映したものとなり、平成13年第4四半期は120万m3程度(対前年同期比106.2%)、平成14年第1四半期は135万m3程度(対前年同期比94.7%)になるものと見通される。
平成13年の供給総量は518万m3程度(対前年比99.8%)になる見通しである。(2)製材品
供給(港頭入荷量)は、産地の出荷意欲を反映したものとなり、平成13年第4四半期は14.5万m3程度(対前年同期比116.0%)、平成14年第1四半期は15万m3程度(対前年同期比107.1%)になるものと見通される。
平成13年の供給総量は58万m3程度(対前年比107.0%)になる見通しである。
(1)丸太
需要(港頭出荷量)は、梱包材需要の低迷などから、平成13年第4四半期は43万m3程度(対前年同期比92.3%)、平成14年第1四半期は、42万m3程 度(対前年同期比97.2%)になるものと見通される。
平成13年の需要総量は177万m3程度(対前年比102.4%)になる見通しである。
供給(港頭入荷量)は、需要動向を反映したものとなり、平成13年第4四半期は42万m3程度(対前年同期比97.5%)、平成14年第1四半期は42万m3程度(対前年同期比108.5%)になるものと見通される。
平成13年の供給総量は172万m3程度(対前年比97.9%)になる見通しである。(2)製材品
需要(港頭出荷量)は、需要先が固定化されており安定していることなどから、平成13年第4四半期は18万m3程度(対前年同期比101.1%)、平成14年第1四半期は17万m3程度(対前年同期比90.4%)になるものと見通される。
平成13年の需要総量は70万m3程度(対前年比99.3%)になる見通しである。
供給(港頭入荷量)は、需要動向を反映したものとなり、平成13年第4四半期は17万m3程度(対前年同期比93.9%)、平成14年第1四半期は17万m3程度(対前年同期比103.0%)になるものと見通される。
平成13年の供給総量は66万m3程度(対前年比92.7%)になる見通しである。
国産合板と輸入合板を合わせた総需要量は、新設住宅着工戸数が前年を下回ると見込まれることなどから、平成13年第4四半期は185万m3程度(対前 年同期比89.4%)、平成14年第1四半期は180万m3程度(対前年同期比98.5%)になるものと見通される。
平成13年の需要総量は742万m3程度(対前年比94.0%)になる見通しである。
国産合板と輸入合板を合わせた総供給量は、需要が減少するなか、産地の強い出荷意欲を反映したものとなり、平成12年第4四半期は189万m3程度(対前年同期比88.9%)、平成14年第1四半期は192万m3程度(対前年同期比94.8%)になるものと見通される。
平成13年の供給総量は785万m3程度(対前年比96.4%)になる見通しである。国産集成材と輸入集成材を合わせた総供給量は、新設住宅着工戸数の減少が見込まれるものの、品質・性能が安定していることなどから、平成13年第4四半期は31万m3程度(対前年同期比103.4%)、平成14年第1四半期は30万m3程度(対前年同期比102.2%)になるものと見通される。
平成13年の供給総量は124万m3程度(対前年比116.5%)になる見通しである。