平成13年10月30日
林 野 庁
10月29日に、平成13年度第3回大規模林道事業再評価委員会が開催されましたので、お知らせいたします。
今回の委員会は、第1回及び第2回の再評価委員会並びに現地調査等において委員から指摘や質問のあった事項等について、事務局から現状、対処方針等を説明し、質疑応答を行いました。
その結果、各区間とも、第4回の再評価委員会において更に検討を行った上で、委員会としての意見の取りまとめにかかることになりました。
委員の主な発言等は下記のとおりです。
1 日 時:平成13年10月29日(月) 午後1時30分〜5時
2 場 所:KKRホテル東京
3 議 題:
@ 平成13年度再評価実施区間の区間別指摘事項と現状等について
A 特殊法人改革を巡る情勢について(報告) ほか
4 主な発言:
○ 現在の日本の人工林の齢級構成は、アンバランスで若齢のものが極端に少なくなっている。国家的見地で齢級構成の平準化を図るとともに造林を進めることも必要である。
○ 新たな基本法では、木材生産重視から森林の多様な機能の高度発揮へ転換している。木材利用の面では、いわゆるバイオマス利用を拡大していくことが必要である。
○ 地域振興への貢献に関して、施設へのアクセスや、集落間の連絡以外に特筆すべきものがあれば示してほしい。
○ 葛巻・浄法寺区間のルート変更の要望については、了解する。
○ 大規模林道の効果は、内容を詳しく説明してもらいたい。
○ 森林資源の水産業への利用については、これまで見落としがちであったが、こうした点は重要である。
○ 泉・五木区間について、今回、猛禽類に関するモニタリング調査のデータが示されたが、観察地点からの視野なども示してほしい。
問合せ先
林野庁基盤整備課 監査官 井上達也
課長補佐 洞下健一
電話(代)03-3502-8111(内6251、6254)
(直)03-3581-1032