プレスリリース

平成13年1月24日

林  野  庁

 

「森林整備に関する新たな国民支援の推進手法に関する研究会」の概要

(第2回)

1 日 時:平成13年1月24日(水)午後2時30分〜4時30分

2 場 所:農林水産省(3階)第1特別会議室

3 委員の主な発言内容

 本日の研究会においては、林野庁から資料の説明(資料1:森林・林業・木材産業に対する施策体系、資料2:林業経営の現状と課題、資料3:COP6の結果)を行い、その後議論を行った。委員の主な発言内容は次のとおり。

○ 本研究会の目標は、研究会の名称にもあるように、森林整備に関する新たな国民支援の推進手法を探ること。そのために、どのようなプロセスで検討を進めていけばいいのかについて、まず議論することが必要ではないか。

○ 林業経営は資料で示された以上に厳しい状況にある。その状況を示す指標として、林業経営の対象となる森林が林道からどのくらい離れているのか(伐境が林道からどのくらいの距離に位置しているのか)などについて把握することが必要ではないか。

○ 森林整備に国民参加を求めるのであれば、森林の有する機能をもっと具体化し、その便益を明確に示すことが必要。

○ 本研究会の検討課題としてはいろいろ考えられるが、緊急を要するものとしては、森林による二酸化炭素の吸収に着目した支援方策と伐採後放置されている森林の問題を解決するための支援方策のあり方があり得るのではないか。      

問い合わせ先
林野庁企画課 長口 深
03-3502-8111(内線6086)
03-3501-3817(直通)