Y 災害に強い森林づくりの緊急的な推進
 昨年の度重なる山地災害の発生を踏まえ、山地災害等の発生の危険性の高い箇所等に一層の重点化を進めるなど、安全で安心できる豊かな暮らしの実現に向けて積極的に治山対策を推進。
平成18年度概算決定額(平成17年度予算額)
(単位:百万円)
1.総合的な流域保全対策の推進
○特定流域総合治山事業の創設(公共)
1,300(0)
 集中豪雨や地震等により著しく森林の水土保全機能が低下した流域において、民有林と国有林を一体とした全体計画を策定し、関係機関がより緊密な調整を図りつつ、一体的かつ総合的な治山対策等を実施。


2.流木災害防止対策の推進
○山地治山事業の拡充(公共)
45,935(46,528)の内数
 治山施設の整備による崩壊地等の復旧整備を実施する際、治山施設の整備と併せて渓流沿い等の森林整備(本数調整伐等)を一体的に実施。


○総合的な流木災害防止対策(公共
66,379(70,219)の内数
 流木災害の発生が懸念される流域において、上流部における森林整備や渓間工等の対策、下流部における透過型砂防えん堤の設置など、治山事業と砂防事業の連携による一体的かつ集中的な防災対策を計画的に実施。


3.地震・津波等に対応した重点的な治山対策の推進
○孤立型集落緊急防災対策(公共)
72,694(75,768)の内数
 山地災害等により交通網が遮断され市町村役場など防災対策上重要な施設が孤立するおそれのある地域等において孤立防止や集落の安全確保を図るため、重点的に治山対策を実施。


○海岸防災林緊急整備対策(公共)
9,676(11,016)の内数
 海岸浸食等により津波の軽減効果が十分に期待できない海岸を対象として、海岸浸食等から保安林等を保護するための防潮護岸工、森林造成等を緊急に実施。

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