補助金改革の取組
 補助金を、地域にとって使いやすく、地域の自主性、裁量性が十分に発揮できるような仕組みへと転換するため、以下のように2つの大きな施策目的ごとに交付金として大くくり化。各メニュー間・地区間の配分の弾力化、地域独自の提案への支援などを実施。
(1)森林づくり交付金
44億円
 森林の多面的機能の発揮と山村再生を図るため、森林の整備・保全のための条件整備、山村地域の活性化、国民参加の森林づくりや森林環境教育等への支援を一体的・総合的に実施。
・ハード: 間伐促進のための作業道・高性能林業機械整備、都市との交流基盤施設整備、実習林・学習展示施設整備
・ソフト: 流域内の合意形成、山地防災情報の伝達体制の整備、病虫獣害対策の推進、企業やボランティア団体の森林づくり等
(2)強い林業・木材産業づくり交付金
78億円
 林業の持続的かつ健全な発展と、需要構造の変化に対応した林産物の供給・利用の確保を強力に推進するため、効率的な林業生産体制の早急な確立、木材産業の構造改革、木材・木質バイオマス利用の推進、担い手育成を一体的・総合的に実施。
・ハード: 林業の生産性向上に資する施設整備、木材加工流通施設整備、特用林産物生産設備等の整備、木質バイオマスエネルギー利用施設等の整備
・ソフト: 担い手の確保・育成、地域材を活用した家づくりの推進等

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