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更新日:22年 4月16日
担当:計画部指導普及課保護林係
九州森林管理局管内では、野生動植物の生息・生育地を結ぶ移動経路を確保するため、保護林と保護林の間を結ぶ「緑の回廊」を設定しています。保護林同士でネットワークを形成し相互交流を促すことによって、より広範で効果的な森林生態系の保護に努め、種の保全や遺伝的な多様性の確保を図っています。
九州森林管理局管内では平成22年4月現在2カ所が指定されており、人工林の中に自然に生えた広葉樹を積極的に保残するなど、野生動植物の生息・生育環境に配慮した施業を行っています。

「大隅半島緑の回廊」は、稲尾岳周周辺森林生態系保護地域と山添林木遺伝資源保存林、神野林木遺伝資源保存林を結ぶ、幅500メートル、長さ22キロメートルの回廊です。タブノキ、イスノキ、アカガシなどの自然植生がみられ、生物層も豊かです。
野生動植物の生息や移動にとって良好な状態になるよう、森林のタイプに応じて維持・整備を適切に実施し、林齢や樹幹層の多様化を図っています。
また大隅半島緑の回廊では貴重な野生動植物の生育・生息環境の保全・整備を適切に行うため、森林の状態とそこに生息する野生動植物との関係について把握することを目的にモニタリング調査を実施しています。
「綾川上流緑の回廊」は、綾の照葉樹林地域で北に位置する綾森林生態系保護地域、掃部岳植物群落保護林、及び大森岳植物群落保護林を結んでおり、下線部及び稜線部に沿って5キロメートル、2千ヘクタールが指定されています。この地域は、綾の照葉樹林の中核に位置し、ブナ科、クスノキ科を主体に、様々な自然植生がみられ、生物相も豊かです。
植林地により断片化された林分を自然林に復元しながら、それらを連結して照葉樹林の連続性を確保することにより、森林生態系の一層の保護・保全を図り、生物多様性の観点からより広範で効果的な保全を図っています。
また綾川上流緑の回廊では森林の状況とそこに生息・生育する野生動植物の生息・生育実態及びその関係を明らかにすることを目的として平成18年度よりモニタリング調査を実施しています。

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計画部指導普及課
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