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世界的に熱帯林等における森林の減少・劣化や生物多様性の喪失が叫ばれています。我が国の森林も、シカによる食害、森林の手入れ不足等により、大きなダメージを受けています。
ここでは、2010年の国際生物多様性年、2011年の国際森林年を迎え、私たちが暮らす九州・沖縄の森林の特徴、森林の恵みと生物多様性、森林が直面する危機等について説明します。

日本最大の草食動物であるシカは、過去30年間に生息頭数が大幅に増加し、生息域も日本全体の約2割から4割へと拡大しました。九州でも同様であり、食害により生態系が大きく変化し、絶滅した植物も出ていると言われています。
これに伴い、昆虫や鳥類等の生息地も失われつつあります。シカが食べない植物、シカに寄生する昆虫、ヒルも増えており、生態系の均一化や変質などがみられます。
また、森林が裸地化し土壌崩壊の危険が生じるところも出現するなど深刻な被害が発生しています。

九州・沖縄における生物多様性の保全と森林が直面する危機に対する九州国有林としての各種取組等について紹介します。

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