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九州森林管理局

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    事業のあらまし


    森林は、土砂の崩壊や流出を防ぎ、水を蓄え、木材を生産し、野生の動植物を保護し、保健休養の場を提供するなど多様な機能を有しています。また最近では、地球温暖化防止のため、二酸化炭素を吸収し貯蔵する働きに国際的な期待が寄せられています。

    循環型社会に貢献しています

    森林は再生産可能で、我が国に豊富に存在する資源です。

    また、二酸化炭素の吸収・貯蔵機能により地球温暖化防止に大きく貢献しています。

    九州森林管理局では、地球環境保全に貢献する再生可能な循環型資源である森林を適切に管理するとともに、木材利用の推進に努めています。

    国民参加の森林づくりを推進しています

    近年、緑や森林に対する国民的な関心が高まっています。

    九州森林管理局では、森林づくりに取り組まれる企業、NPO、ボランティア団体等が国有林を活動のフィールドとして利用できる様々な取り組みをしています。また、活動に対する技術的な助言や講師の派遣などの支援を行っています。

    綾の照葉樹林プロジェクト

    九州森林管理局・宮崎県・綾町・(財)日本自然保護協会・てるはの森の会の5者が協定を取り交わし、国有林(9千ha)を核に隣接する県有林・町有林も加えた約1万haを対象に、照葉樹林の保護、復元を進めています。

    法人の森林

    企業や団体などが社会貢献活動、環境貢献活動の一環として行う森林の整備や保全活動の場を提供しています。

    ふれあいの森

    「森林づくりに参加したい」「緑にふれあいたい」というボランティア団体などに活動の場を提供しています。

    安全で安心して暮らせる国土づくりを実施しています

    九州の国有林は、森林の公益的機能の維持・向上を通じて、山地災害から国民の生命・財産を保護するとともに、水源のかん養、生活環境の保全・形成等、安全で安心できる豊かな暮らしづくりに貢献しています。

    保安林

    保安林は、その目的に応じて17種類あります。(水源かん養保安林、土砂流出防備保安林、土砂崩壊防備保安林、飛砂防備保安林、防風保安林、水害防備保安林、潮害防備保安林、干害防備保安林、防雪保安林、防霧保安林、防火保安林、なだれ防止保安林、落石防止保安林、魚つき保安林、航行目標保安林、保健保安林、風致保安林)

    指定の目的が達成されるよう、立木の伐採や土地の形質変更などが制限されています。

    治山事業

    緑豊かな住みやすい国土をつくるため、山地災害の復旧のための渓間工・山腹工事や健全な森林づくりなど、さまざまな治山事業を行っています。

    また、山地災害危険区域情報では、皆さまの住んでいる地域の情報がご覧いただけます。

    自然環境の保全に努めています

    九州の国有林の中で、特に優れた自然環境を有する地域については、森林生態系の保護、貴重な遺伝資源の保存を図るため、国有林独自の制度である保護林や緑の回廊を設定し、貴重な自然を維持・保全しています。

    保護林

    九州の国有林の中で、特に優れた自然環境を有する地域については、森林生態系の保護や貴重な遺伝資源の保存を図るため、国有林独自の制度である保護林緑の回廊を設定し、貴重な自然を維持・保全しています。

    屋久島世界自然遺産

    屋久島は、顕著な垂直分布や豊富な動植物からなる生態系が良好に保たれている世界的にも数少ない地域です。また、特異な屋久杉巨木群を代表とした特殊な植物相が存在しています。

    屋久島森林生態系保護地域を主体に、平成5年に日本で初めて世界遺産条約に基づく自然遺産として登録されました。

    希少野生動物の保護管理

    絶滅の恐れがある希少な動物については、モニタリング等による実態把握とともに、生息圏周辺における広葉樹林の造成、食餌植物の保護や増殖など、好適な生活環境を整備し、種の保存・増殖を図るための事業を行っています。

    人と森林とのふれあいを推進しています

    九州の国有林には、優れた景観や豊かな環境を有し、森林浴や自然観察、野外スポーツ等に適した森林がたくさんあります。

    レクリエーションの森

    多くの方が自然と親しみ、森とふれあえるように「レクリエーションの森」を設定し、快適な利用が図られるよう遊歩道等を整備しています。また、森林とふれあえる様々なイベントを実施しています。

    森林環境教育を推進しています

    九州森林管理局では、教育関係機関等と連携し、子供たちが野外での体験活動を通じて、自然とふれあいながら多くのことを学べる機会として、国有林を活用した森林環境教育を推進しています。

    また、植樹祭や森林教室等を通じて、森林・林業に対する国民の理解が深まるよう様々な普及啓発活動を行っています。

    遊々の森

    国有林の豊かな森林環境の中で、子供たちがさまざまな自然体験や自然学習を行えるフィールドを「遊々の森」として設定しています。

    地域との連携を推進しています

    国有林野が有する豊かな森林資源等が、住民福祉の向上や地元産業の育成など地域の振興に寄与できるよう、地域との連携を推進しています。

    木の文化を支える森づくり

    木の文化を支える森づくりとして、伝統文化の継承に重要な役割を果たす地域の木材の確保・育成に努めています。

    森の巨人たち百選

    平成12年に林野庁が選定した次世代に残すべき「森の巨人たち百選」として、九州からは国有林内の代表的な巨木が選定されました。

    地域の豊かな自然のシンボルとして、地域が一体となった保全活動が行われています。

    民・国連携による森林整備

    民有林と国有林が一体となった森林整備等を進めるため、地方公共団体と協定を締結する等、連携強化を進めています。

    地域発案による地域に根ざした取組

    森林管理署等では、地域貢献活動として、地域の方々と連携した森林づくりや、地域の子どもたちを対象とした森林教室など、毎年自主的な取り組みを行っています。

    お問合せ先

    九州森林管理局総務課

    ダイヤルイン:096-328-3500

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